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2013/10/24

第8回 新年を迎えて思うこと!

歯科技工士コラム 第8回

新年を迎えて思うこと!
川端 利明 歯科技工士

 2008年、平成20年は子年で、1960年生まれの私にとっては、48歳の節目の年に当たります。若いときには、そんなことは気にもかけなかったのですが、歳を重ねるごとに少しずつ意識するようになりました。

 そんな節目の1月1日の元旦を、兵庫県淡路島の実家で母と二人、静かに迎えてきました。東京に暮らし始めて25年にもなりますが、元旦を実家で迎えるのは、今回が2度目だったと思います。

 妻子を東京に残し、お正月に独り帰省したのには理由があります。それは、高校の卒後30周年記念の同窓会が1月1日のお昼に開かれるということで、それに出席するため、12月31日、東京発の新幹線で一人、帰省したというわけです。

 私の母校である兵庫県立洲本高等学校の卒業生で有名人というと、残念ながら昨年お亡くなりになりました、作詞家の阿久悠さんの名前を思い出します。

 1学年の生徒数が360人の小さな高校ですが、確か、島内で6校ある高校の中では、一番生徒数が多かったように思います。「文武両道で、自由な校風」というだけあって、運動部の活動も盛んで、全国レベルで活躍しているクラブもあります。

 私自身は弱小サッカー部に所属していましたが、高校生活3年間の思い出のほとんどがクラブ活動と言っていいほど、楽しい思い出で一杯です。県大会などは、島外で行われることがほとんどで、勝ち進んでいくと、毎週のように神戸の町に出られるのがとても楽しみでした。帰りに、三宮のガード下で「ベトコン」(安い靴の名前)をよく買って帰ったものです。

 元日の同窓会は、100数名の卒業生と恩師の先生方が6名、110名弱の参加者による、楽しいひと時となりました。受付で、誰が考えたのか、卒業アルバムの顔写真と名前が書かれたプレートをわたされて、少々照れくさく思いながらそれを首から提げ、まずはみんなで記念撮影。

 「とっシャン!」(高校のときの私の愛称)  聞き覚えのある声に振り向くと、約2倍に膨れ上がった親友の顔、30年の月日の重みが彼の身体から感じとられた一瞬でした。

 はじめは、見たことのない顔ばかりで、ちょっとした浦島太郎状態でしたが、目が慣れてくると、だんだんと見覚えのある顔を見つけることができるようになってきました。少しすると、パソコンの画像処理ソフトでモーフィングするがごとく、30年前の顔にフィードバックさせられるように、ちょっとしたターミネーター化していきました。再会を喜び合い、思い出話で、どんどんテンションが上がり、お酒もどんどん進んでいったのは言うまでもありません。

 昔のまま変わらない奴、昔の面影もない奴(本人確認は写真入りネームプレートで)、最後まで誰だかわからなかった奴、などなど、100数名が入り乱れて、ワイワイ,ガヤガヤ!

 そんな中、パソコンと液晶プロジェクターを使って、在学中の思い出の写真を当時の流行歌に載せてのスライドショーには、歓声を上げたり、大笑いしたり、会場が一体となって大盛り上がりしました。この瞬間だけは、みんな10代の頃の自分に戻っていたのでしょう。

 昨今、アンチエイジングという言葉をよく耳にすることがあります。文字通り、いつまでも若々しくいたいという、人間本来の願望であると思います。外面的なこと内面的なこと、その両方が影響しているのは言うまでもありません。

 外面的な要素としては、肌、頭髪、歯、この3つが老化を感じさせてしまう三大要素で、これにファッションが加わって、その人のイメージが作り上げられていくのだと思います。 今後、我々歯科技工士も、歯だけに限らず、トータル的にアンチエイジングについての知識と感性を磨いていく必要性があると思います。

 「造願マッサージ」の書籍とDVDが大ブレイク中の田中宥久子さんがそうであるように、実年齢を感じさせない若々しさを自身が体現されている方の言葉には重みがあり、多くの方がひきつけられてしまうようです。

 我々歯科技工士も患者さんに審美補綴を勧める前に、まずは、自信の口腔内が美しくないと説得力がありません。私も小臼歯まではいいのですが、大臼歯部にはゴールドが入っています。まずは、オールセラミックスでメタルフリーレストレーション、口腔内のアンチエイジングです。ファッションにも、気を配って、、、、、。

 私にとって、大きな節目であると思われる今年のキーワードは、「リセット」です。  これまで、やってきたことを基礎とし、はっきりとした明確な目標を設定し、これからやるべきことを着実にこなしながら、一歩、一歩、前に進んでいきたいと思います。

 「あ〜、今年もやりたいことが一杯で、歳取ってる暇ないな〜!」

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