2歳以降の母乳は乳歯う蝕リスク高

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乳児の健康な発達のため、長く母乳を与えると良いとの考え方が広がる中、「2歳以降まで母乳を与えていると、乳歯う蝕のリスクが高くなる」とのコホート研究が発表された。オーストラリア・アデレード大学のKaren Glazer Peres准教授(疫学)が、ブラジル南部の水道水フッ素化地域で1千人以上の小児を対象に行ったもので、う蝕経験と母乳を与えた期間、砂糖摂取を指標に評価した。その結果、2年以上母乳を与えられた子供は、1年以内に母乳を止めた子供に比べ、う蝕の発生比率が有意に高いことが分かったという。『Pediatrics』(2017.140:e2016943)に論文掲載した。 提供:日本歯科新聞社
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