秋田大医学部付属病院の研修歯科医師が抜歯でミス

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起きてはならない研修歯科医師のミスである。秋田大医学部付属病院(秋田市)は3月25日、30代の男性研修歯科医師が患者の「親知らず」を抜歯する際、誤って隣の臼歯を抜く事故があったと発表した。同病院では研修歯科医は指導歯科医の監督のもとで抜歯することになっているが、当時指導歯科医は立ち会っていなかった。 秋田大学医学部附属病院によると歯科口腔外科(教授:宮本 洋二・科長)の外来で1月6日、研修歯科医が秋田市の10代の女性患者を診療中、歯根が抜けなかったため、指導歯科医に報告。指導歯科医が確認してミスに気付いた。女性は矯正治療の妨げとなる親知らずを抜くため昨年11月、別の歯科医院の紹介で来院した。秋田大学医学部附属病院は「今回の医療事故を重大に受け止め、研修歯科医の指導マニュアルを文書化するなどの再発防止策を講じ、安全管理の強化を図りたい」としている。
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