歯科衛生士は、慢性的に不足している。
その原因は看護師や介護職員不足と共通している。
構造的な問題と指摘する意見もある。
特に歯科医院は零細な経営規模であり、福利厚生は十分とは言えない。
○ 歯科衛生士の雇用
歯科衛生士を雇用している:東京都平均57.2%
歯科衛生士の雇用
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極論を言えば、看護師がいない医療機関のような欠陥経営・運営を余儀なくされている。
厚生労働省から平成22年末現在の就業歯科衛生士数が発表された。
全国の就業歯科衛生士数は、10万3180人で前回(平成20年)に比べ、6738人(7.0%)増加している。
それなのに、東京都内でも歯科衛生士がいない歯科医院は42.8%もある。
就業場所別では、「診療所」が9万3824人(構成割合90.9%)と最も多く、「診療所」以外(9,356人、9.1%)では、「病院」が4,818人(4.7%)、次いで市町村が1,978人(1.9%)。
前回との比較では、割合の変化はほとんど認められない。
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<参考>
日本歯科衛生士会
歯科衛生士の仕事とは
歯・口腔の健康は、「自分の歯でおいしく食べる」、「楽しく会話する」など、健康で生き生きとした生活を送るための基本となります。
また、近年では、さまざまな調査研究から「歯・口腔の健康と全身の健康の関係」が明らかになり、歯科衛生士の役割に関心が高まっています。
歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図る(歯科衛生士法第1条)ことを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
仕事の内容は、次の三つの業務が法律に定められており、それぞれに専門性の高い知識・技術を必要とします。
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