歯を痛める「虫歯」と「酸蝕歯」の予防を呼びかけている

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SankeiBiz 4月18日(木)8時15分配信

 4月18日はゴロ合わせで「良い歯の日」。

キリンビバレッジでは、歯を痛める「虫歯」と「酸蝕歯(さんしょくし)」の予防を呼びかけている。虫歯が口内の原因菌が酸性物質を発生することで歯を痛めるのに対し、酸性の飲食物そのものが歯を溶かしてしまうのが酸蝕歯。

同社は丈夫な歯を保つには、十分な水分補給や唾液を活発に出し口内を酸性値の低い状態に保つことが有効としている。

歯科医師の丸山和弘氏は「子供のうちから口が乾いたら水分補給する習慣をつけることが大事」と話している。

最終更新:4月18日(木)8時15分

2013年3月29日 

 

<参考資料>

アルカリ水の口腔内油脂の低減作用を確認

 〜油の分散・洗い流し効果の向上により、「さっぱり感」が上昇〜

キリン株式会社(社長 磯崎功典)の飲料技術研究所(所長 出内桂二)は、アルカリ水の口腔内における油脂低減作用を確認し、この研究成果を日本農芸化学会2013年度大会で発表しました。

アルカリ水とは、飲用適の水を電気分解することにより生成され、かつ飲用pH範囲等の基準を満足するアルカリ性電解水です。アルカリ水は、これまで炊飯特性などの調理効果や腸内環境に関する効果などが報告されていますが、今回、油脂を多く使用する食事を摂取したときの口腔内への影響に着目し、アルカリ水が市販の水(中性)に比べて、油脂低減作用が高いことを確認しました。

まず、油脂を多く使用する食事を摂取したときの口腔内の状態を、マヨネーズと市販の水(中性)またはアルカリ水を使って再現し、その後、水(中性)またはアルカリ水を飲用したときの舌の上に感じる油っぽさ(油脂残存感)を評価しました。その結果、水(中性)を飲んだときよりも、アルカリ水を飲んだときの方が、口腔内における油っぽさを減らす効果が3割高いことが分かりました。また、口腔内で起きた現象を試験管で再現するために、マヨネーズと市販の水(中性)またはアルカリ水を混合・攪拌し、顕微鏡で観察を行ったところ、水(中性)では大きな油の凝集物が存在するのに対し、アルカリ水では油滴が小さくなり分散状態となっていることが分かりました。

以上のことから、水(中性)に比べてアルカリ水は、油脂を多く使用する食事と一緒に飲用した際、口腔内に付着した油を微細化して分散させ、水と混合して洗い流す効果が高いと考えられ、「口の中がさっぱりする」という評価に結びついたと推測されます。

 油脂を多く含む食事を摂取する機会が増えている現代人の食生活において、アルカリ水の飲用による口腔内油脂の低減は、新たな作用として期待されます。

キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

 

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