私立歯科大学・歯学部の志願者と入学者の減少は、今度、どのように推移していくのかが、懸念されている。
私立歯科大学・歯学部は、平成21年度と比べると22年度は、志願者が809名、受験者が655名、入学者が213名減っている。
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次世代の優秀な歯科医師を育成することが、年々困難になっている。
このことは、歯科界そのものの危機的状況を意味している。
それは、国民、患者サイドの不幸にも繋がることではないだろうか?
国民の歯科医療の安心・安全が保持できなくなるのだから、大いに憂慮されるべきことだ。
高齢者とりわけ、要介護者は、十分な口腔ケアや歯科治療を正当に受けていないという現実が放置されたままだ。
人は最後まで、口から食べられているのだろうか?
健康の維持、増進、生命の延伸は口腔機能を抜きにしては実現できないことを、国民に啓発しなければならない。
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