志木市 「市民の歯と口腔 の健康づくり推進条例」

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11月28日 記者発表資料

1 目的

歯と口腔の健康は、全身の健康を保持増進するために、極めて重要な関係があるといわれています。

また、生涯を通じて、おいしく食事をとり健康に過ごすことは、市民が質の高い日常生活を送る基本になるものと考えています。

そのようなことから、本条例を制定し、市民のライフステージに応じたさまざまな歯と口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって生涯にわたる市民の健康の保持増進に寄与することを目的として、平成24年第4回志木市議会定例会に本条例を上程いたします。

2 これまでの経過及び今後の予定

平成23年 6月23日 志木市歯と口腔に関する健康推進条例検討委員会設置

委員数11名:会長・鳥飼とりかい香津子かづこ

平成23年 9月 1日 素案に対する意見公募(9月30日まで実施) 氏(朝霞地区歯科医師会志木支部長)

平成23年11月29日 平成23年第4回市議会定例会へ上程

平成24年 4月 1日 条例施行予定

3 本条例の特徴

(1) 条例の作成段階から、本市の課題と現状を踏まえた、市民協働による条例

(2) あらゆるライフステージに応じた、基本的施策の推進

(3) 条例制定後、具体的な数値目標を掲げた施策の展開

4 目標達成に向けた新規事業の展開(一例)

【乳幼児期】5歳児親子歯科健診

(現状)3歳児のむし歯保有率→20%〜25%(平成15年度〜平成21年度)

(目標)3歳児のむし歯保有率を5%程度減少させる

(効果)乳幼児期における歯科健診の隙間を埋めるとともに、保護者の意識づけを期待。

【学 齢 期】歯磨きタイムの推奨

(現状)中学生のむし歯保有率→13%〜20%(平成22年度)

(目標)中学生のむし歯保有率を0%

(効果)小学校で実施されている「むし歯ゼロ作戦」を、子ども医療費無料化事業が中学生までに拡充されたことにあわせて、中学校でも「むし歯ゼロ作戦」を展開し、むし歯保有率の減少を期待。

【成 人 期】成人期無料歯科健診(50歳時)

(現状)定期的な歯科健診を受けている人の市民の割合→27.8%(平成20年度)

県平均31.3%(平成21年度)

(目標)県平均よりも改善させる

(効果)成人期に増加する歯周疾患の予防

【高 齢 期】コミュニティ・ランチルームを活用した口腔指導の実施

(現状)60歳で25本以上の歯の保有している市民の割合→31.2%(平成20年度)

県平均37.1%(平成17年度)(注)県は65歳で25本以上の人

(目標)県平均よりも改善させる

(効果)ブラッシングなどの口腔指導により、誤嚥性肺炎を防止するとともに、生活の質の向上を期待。

記 者 発 表 資 料

平成23年11月28日

健康福祉部健康づくり支援課

健康支援グループ

担当者/主査 平田大輔

電話番号/048−473−1111

内線2472

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