介護やリハビリ期での口腔ケアの知識を共有する

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湯布院で九州歯科衛生士研究大会

大分合同新聞 [2012年12月04日 09:34]

 

第1回九州歯科衛生士研究大会が1、2の両日、由布市湯布院町の湯布院厚生年金病院であった。

衛生士の資質や歯科医師とのチーム医療の向上、介護やリハビリ期での口腔(こうくう)ケアの知識を共有しようと同病院(森照明院長)と県歯科衛生士会(有松ひとみ会長)が初めて開催した。

  テーマは「つなごう診療室・病院・地域・在宅〜口のリハビリテーション・ケア推進に向けて」。九州各地から歯科医師や衛生士、医療関係者ら約150人が参加。

専門医や有識者の講演の他、現場の衛生士の研究発表などがあった。

  初日は、ワイエイデンタルクリニック(鳥取県)の足立融歯科医師が「衛生士の未来はめっちゃ明るい」と題して講演し、「高齢者が元気に暮らすためにも食が重要で、口腔ケアは特に大事。診療室での治療だけでなく、地域や家庭をつなぎ、長期的にケアする努力も求められる」と話した。

  研究発表では、精神科やリハビリ期病棟の患者、障害者の口腔ケアなど12テーマについて現状や課題を発表した。

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