神奈川県歯及び口腔の健康づくり推進条例案

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神奈川県議会の自民党など3会派は2月14日、県議会第1回定例会に、「県歯及び口腔(こうくう)の健康づくり推進条例案」を議長に提出した。

<参考>

神奈川県歯及び口腔の健康づくり推進条例(仮称)骨子案1  条例名 「神奈川県歯及び口腔の健康づくり推進条例(仮称)」とする。2  目的   歯及び口腔の機能を維持することが全身の健康の保持増進に重要な役割を果たしていることにかんがみ、歯及び口腔の健康づくりのための基本理念を定め、責務や役割を明らかにするとともに、県の施策の基本的な事項を定めることにより、県民の幼年期から高年期までの各年代に応じた歯及び口腔の健康づくりに関する施策を総合的かつ計画的に実行し、県民の健康の保持増進に寄与することを目的とする。3  基本理念   歯及び口腔の健康づくりは、県民が必要とする歯科保健医療を等しく受けることができ、全ての年代にわたって歯及び口腔の健康が保持増進できる環境が整備され、安心して健康な生活を享受できるよう適切に推進されなければならない。4  県の責務   県は歯及び口腔の健康づくりに資する総合的な施策を策定し、及び実施する。5  県民への支援等(1) 県は県民が歯及び口腔の健康づくりに関する知識及び理解を深め、各年代において適切な時期に口腔のケア等により歯科疾患を予防し、歯科検診又は歯科医療を受けることにより、歯及び口腔の健康づくりに取組むことができるよう必要な対策を講ずる。(2) 県は県民が歯及び口腔の健康づくりの取組に主体的な参画ができるような対策を講ずる。6  市町村への支援等(1 ) 県は市町村への支援、連携協力及び調整に努める。(2 ) 県は市町村の歯及び口腔の健康づくりに関する基本的な計画に情報の提供及び専門的又は技術的な支援を行う。7  歯科医療等業務従事者への要請等   県は歯科医療及び歯科保健にかかる業務に従事する者に対し、歯及び口腔の健康づくりに関する対策に協力するよう要請するとともに、適切に業務を行うために保健医療関係者間の連携が強化されるよう支援する。8  県民の役割(1 ) 県民は歯及び口腔の健康づくりに関する知識及び理解を深めるよう努める。(2 ) 県民は県及び市町村等が実施する歯及び口腔の健康づくりに関する事業や施策を活用し、歯及び口腔の健康づくりに積極的かつ主体的に取組む。9  教育関係者及び保健医療福祉関係者の役割   教育関係者及び保健医療福祉関係者は業務において歯及び口腔の健康づくりの推進に努めるとともに歯及び口腔の健康づくりに関する活動との連携及び協力を図る。10 事業者及び医療保険者の役割(1 ) 事業者は従業員の歯及び口腔の健康づくりに関する取組を推進する。(2 ) 医療保険者は被保険者の歯及び口腔の健康づくりに関する取組を推進する。

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かながわ自民党歯科保健・医療推進議員連盟           会長  中村 省司            県民ひとりひとりが自らの健康を守っていくためには、保健・医療・福祉の各分野における環境整備が必須となります。

同時に、個人の健康に対する自己管理能力を高めるためには、医療従事者や各関連専門団体はもとより、国、市町村、そして都道府県がそれぞれ手だてを講ずることが必要です。 しかし、歯科領域においては、保健・医療・福祉の各分野における環境整備やそれぞれの役割分担・連携についても多くの問題を抱えています。 そこで、歯及び口腔の歯科保健医療政策を総合的・体系的に推進することにより、そうした問題点を解決して、歯及び口腔の健康の向上による県民の健康寿命の延伸を図り、もって県民の福祉の増進に寄与することを目的に、かながわ自民党歯科保健・医療推進議員連盟を平成21 年12 月に設立しました。 現在は、議員連盟の下、プロジェクトチームで歯科保健に関する条例を制定すべく、鋭意努力中です。 これからも神奈川県歯科医師会や神奈川県歯科医師連盟など関係者の皆様とともに、確かな前進をしていきましょう。◎議員連盟の設立 国が平成元年に「80 歳になっても20 本以上自分の歯を保とう」という取組、いわゆる「8020 運動」を提唱してから20 年がたち、最近の研究から、歯や口(口腔)の健康を保つことが、糖尿病などの生活習慣病の予防や介護時におけるQOL(quality of life)の向上に重要な役割を果たしていると判明してきていますが、歯周疾患検診の受診率は低調であり、歯周病に罹患している成人の割合が全国平均を上回っているなど、課題も残されています。 これらの課題を踏まえて、歯科疾患予防や療育支援に取組むことによって、神奈川県の歯・口腔の健康づくりのさらなる推進を目的として、昨年12 月17 日、『かながわ自民党歯科保健・医療推進議員連盟(8020議員連盟)』が設立され、さらに、歯科関連の課題の解決、歯科関連政策の立案等について検討を行うため、神奈川県歯科医師会や神奈川県歯科医師連盟との連携・協力の下「神奈川県歯科保健・医療推進研究会」を設置し、その下部組織として、個別具体の課題について検討するプロジェクトチームも設置しました。

プロジェクトチーム(PT)は、現在「歯科保健条例制定(条例制定)プロジェクトチーム」「高齢者歯科医療対策(高齢者対策)プロジェクトチーム」「「8020 運動」と医療費調査(在宅対策)プロジェクトチーム」の3 つが設置されています。

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