海外の歯科補綴物 トレーサビリティーの確保を

カテゴリー
記事提供

© Dentwave.com

3月20日、日本歯科技工士会代議員会の質疑・要望(下)

神奈川県伊集院代議員 歯科技工士の国家試験統一に関して歯科技工連盟の古橋理事長も、先日、独自の試験登録機関が必要なのだろと言われた。

それには、3億円弱が必要と思う。

それを前提とした上で資金計画を立てる必要がるので、明確にしてほしい。

中西会長 ご指摘のとおりだと思う。

歯科衛生士は歯科医師に便乗したような形で、登録機関がある。

実は歯科技工士もどうか、という話もあった。

3億円の資金については、実際、見積もってみないとわからないので、歯科衛生士さんは例えはということから1億円の資金の例にあげたが、今後きちんと精査して、どのような形にするのか、お諮りをしたい。

東京都西澤隆廣代議員 前回の代議員会における関東ブロックの県議案に対する回答は?

宮崎県宮永齋代議員 歯科補綴物の海外(中国)委託問題について。

「平成17年通知」は、規制緩和策の一環であった。

一部業者が海外委託が解禁されたと誤認し、拡大したと思われるが、日本歯科技工士会の見解は?

長野県田中勝實代議員 TBSの海外歯科技工物委託問題の報道内容につて。

歯科技工士自身が深く関わっていると報道されたが、実態はどうなのか?

歯科技工士の倫理の再啓発に取り組む考えはないのか。

愛知県鈴木克彦代議員 TBSの報道内容は、本来、日本歯科技工士会が会員、また、国民に対して発言。行動すべきだと思う。

これにともない、厚生労働省への働きかける団体があるのか。

日本歯科技工士会はどのような行動をするのか?

広島県藤田一朗代議員 TBS報道に関して、なぜ事前に会員に情報提供し、視聴するよう働きかけを行わなかったのか?

平成17年厚生労働省通達で、海外発注が条件で認められることにより歯科界が混乱し、法の整備が必要と番組は締めくくっていた。

日本歯科技工士会は歯科技工業のグローバール化を容認するのか。

そして、報道を通じて今後、社会への発信等対応を検討しているのか。

広島県藤田一朗代議員 歯科技工海外委託問題訴訟における日技の見解を求める。

日技の主体性のなさに業を煮やした歯科技工士たちが立ち上がったのではないか。

組織率が落ちているのも、原因もその一つと考えるが、日技の見解を求める。

(以下の関連質問略)

古橋博美副会長 6番から16番までの関連質問に一括してお答えする。

先ほどの会長挨拶、会長説明にあったが、我々は常に国民の信頼に応えなければいけない。

いささかでも、不信があるのなら、それを速やか解消して、安心をして歯科医療を連携して遂行していかなければならない立場である。

そこで、関係5団体が、3月3日、今後の対応について打ち合わせをした。

その後、3月9日、ご案内のように日本歯科医師会の大久保満男会長名で、トレーサビリティーの確保、海外への歯科補綴物等の委託については、患者を治療する歯科医師の責任の下、安全性に十分配慮した上で実施されるべきだ、との考え方をまとめ、厚労省の足立信也政務官と阿曾沼慎司医政局長に提出した。

今後、対応はこの線で進められる。

具体的に、歯科技工士をして信頼を得なければならない。

また、話は違うが、アスベスト問題もあり、これを周知徹底しなければならない。

改めて法令の遵守の徹底を図る必要がある。

労働安全衛生法に違反して、アスベスト含有製品を輸入しないようにしてもらいたい。

歯科技工士が法令に違反すると、真面目に対応している歯科技工士も、同じ目で見られてしまう。

また、MSDS(化学物質等安全データシート)の資料を代議員会の資料に付けた。

MSDSは、歯科技工所の化学物質の適切な管理の改善を促進するため、薬事法により、添付が義務づけられている。

これを医療機関に情報として提供することによって、使う材料の成分が明らかになる。

このようなことを徹底する。

西澤代議員 前回の建議については、議長の取り扱いに混乱もあったと思う。

時局の流れもあると思う。

だいぶ、情勢は変わってきたが、やはりわたしたち歯科技工士の問題であるので、まず、私たちがどうするのか。

襟をたださなければならない。

あるいは、歯科医師会にお願いをするのか。

あらためて中西会長の意見を聞きたい。

中西会長 基本的には責任をもって、確りと対応するのが歯科医師だと思っている。

今回は、日本歯科医師会としても、(海外委託歯科技物について)きちんと対応しなければならない時期となってきた。

また、きちんと協議をする場もある。

日本歯科医師会と日本歯科技工士会だけの協議の場でない、他の団体に加えて行政も入る。

行政が入ることは、法律改正も視野に入れていることは間違いないわけである。

ある意味で、日本歯科医師会の大久保会長も心配されていた。

先日のお電話では、「勝手に行政によって一方的に、法律を書き換えられることまるので、我々の確りと意見を言っておこう」と述べていた。

非常に心強いと思った。

確りとこの問題に対応していきたい。

宮永代議員 これだけの質問をつくるのに、みなさんは夜も寝ないで考えたのが。

もう少し、実のあるに情のある答弁はできないのか。

古橋副会長がいるからかろうじて、信じて日技でやっている。

あなたがいなければ、こんな日技はとっくに見切りをつけている。

もう少し、みんなの期待に応えられる答弁はできないのか。

誤った対応もしてきたのだから、一番大切ところなので、情に訴えてほしい。

それがないのは情けない。

古橋 今日の説明は、ていねいにしたつもりだので、今日の答弁が不十分なら若干、残念だ。

心を込めて答弁したつもりだ。

(以下の質問・要望事項略)

記事提供

© Dentwave.com

新着ピックアップ


閉じる