日本歯科医師会臨時代議員会から(5月28日)
<日本歯科医師連盟堤直文会長の来賓挨拶>
日本歯科医師会と日本歯科医師連盟は、5年前から峻別された。
しかし、思うところは日本の歯科医療、会員の歯科医療をどうやったら目的に向かって達成できるかである。
その点については、日本歯科医師会と心を一つにしている。
峻別の中で、日本歯科医師連盟として何ができるかを模索している。
日本歯科医師会と連携をとりながら、代議員の先生方と日歯執行部との意識を共有して進めていきたい。
最近の歯科医療については、非常にギャップを感じている。
このギャップをどのように埋めていくかである。
平成20年の診療報酬改定前の平成19年の自民党の歯科診療に関するプロジェクトチームの中間答申の中で、歯科の診療問題が取り上げられた。
歯科診療に関するプロジェクトチームの上部団体である、自民党の政調の方に中間答申が回った。
それが、一つの結果になったかとも思う。
選出していた参議院議員比例代表の石井みどり議員が、それなりに走り回っていた功績もあっただろうと思う。
何にしても私ども歯科医師連盟は、職域代表をどのように出すかが大きな課題である。
3月の選考委員会の結論は、出すべき候補者はいない、ということであった。
それでは選挙ができないので、改めて日本歯科医師連盟の評議員会を開いた。
評議員会では、参議院選挙をやることが決まった。
一人より二人、もう少し国政の場に我々の声を取り上げてくれる場面が出てくると思う。
しかし、候補者が出ただけではダメであり、当選させこそなんぼである。
ものごとが国会で決まるのであれば、国会を我々の味方にするために、日本歯科医師連盟は頑張っていきたいと思う。
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