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ニュース

2009/03/06

医療関係団体・保険組合

医事問題や集団的個別指導などで質疑

東京都歯科医師会代議員会を開く 東京都歯科医師会が3月5日、代議員会を開いた。 現在、都歯で課題になっているのは、事務運営の省力化と事業の見直しであり、田中会長は、「次期執行部に事業の効率化や附属歯科衛生士専門学校(生徒が減少している)の運営問題を託したい」とした。以下が主な質疑っである。 内藤代議員は、「ある都市の歯科医師の年収が750万円を切ったと聞いている。我々の置かれている経済状態を認識し、全体の底上げをしない限り、歯科医師の尊厳はなくなる」と述べ、対応を願った。 また、山浦代議員は、医事・相談、医事・処理問題で質問し、「医事紛争の例が出ているが、地区でも参考になるように、詳しい情報を得られるようにしてほしい」と要望した。北村一理事は、「裁判も増えており、私一人では対応するには足りない。しかし、一貫性をもって医事処理にあたらないと会員は不公平になりかねないので、数を増やさない(トラブルの)努力もしてほしい。やり方もあるので次期執行部に精査して対応をお願いしたい」と答えた。 三上周二理事は、「医事相談の内容は多岐にわたっている。扱って一番感じるのは、事前に十分な説明をしていない。診療結果に満足が得られないケースが多い。精神的に少しおかしいと思われる人もいる。私に要望があれば、分析したものもあるので、分かる範囲で内容を示したい」と述べた。 高橋代議員は、「文京区では患者窓口を設けて、相談を受付ているが、説明をしてほしいと頼まれても、なかなか答えられない場合もある.具体的にどのような説明をしているのか。事例集があれば貴重なものとなると思う」と要望した。 また、患者からのカルテ開示の請求について、北村一理事は、「カルテの所有権は歯科医師にあるが、カルテは誰のものか、カルテの内容については、患者さん側に見る権利ある。カルテそのものは出せないので、コピーをさしあげるという対応をしてほしい。カルテは患者さんのものという認識をしてほしい」と説明した。 佐藤代議員は、集団的個別指導で以下の質問をした。 「平成17年度から復活したが、平均点数が1700点台の医療機関にも通知がきてしまっている。問題なのは、前提となるラインが、全国と比べ差があまりにもありすぎる。もともと平均点数が低い東京都の歯科医師がつらい思いをしている。 保険診療が全国統一ルールのもとで行われているのに、不公平である。また、一度、集団的個別指導に呼ばれた先生が、その後、平均点数を下げないと個別指導に移行するぞ、と言わば脅されている。 神奈川県は本年度すでに160軒が個別指導に呼ばれているという情報も入っている。今後このへんを危惧している先生もいる。行政に申し入れるなど対応を考えているのか」 早速晴邦理事は、「平均点数がどんどんと下がった状態で、集団的個別指導が行われている。私も立ち合わせていただいているが、結構、年配の先生もいる。本来、年配の先生にまで来ていただくのは酷かなと思うが、実際が平均点数という数字の問題で呼ばれている。 本来なら全国の上位から、呼ばれるべきであるが、地域差など色々ある。これについては、十分に言ってきたつもりだ。高点数による個別指導に移行した例は、イメージ的にはほとんどない。特に東京は情報が多いので、情報提供からの指導がほとんどである。 危惧されているようなことは、東京都ではないと思う。一応、今後も注意深く見守っていく必要があるので、次期執行部にも伝えたいと考えている。 因みに、集団的個別指導は、平均点数の1.2倍までの先生が対象だ、と以前は聞いている。会員の先生方には、(オフレコの部分を含めて)そのように伝えてほしい。佐藤代議員、「会員が萎縮をして、東京都の平均点数がどんどん下がることを危惧しているので、是非、次期執行部に申し送りをしてほしい」と要望した。 最後に内藤代議員が、「昨年、我々の地区で、医療安全管理で講演会を開き、勉強になったが、立ち入り検査がある、と聞いたがどのようになっているのか」と質問した。 元田文治理事が、「毎年、アンケートには、たくさんの答えを寄せていただいているが、日歯の医療管理の委員として、九州、中国、近畿の3地区を回った。 委員は全国の4分の3地区を担当したが、委員会で話題となったが東京都では立ち入り検査は今のところまだない。 他府県では2年に1度の立ち入り検査があった。あるいは5年に1度の例もあった。東京都で安全ノートを作った。日歯でも冊子を作ったが、医療安全管理は、我々の使命なので利用して安元管理には留意してほしい」と要請した。

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