平成22年2月現在、日本歯科技工士会の会員数は、1万1861人。
代議員会では、県歯科技工士同士の合併も、示唆されていた。
上位の会員数は以下
大阪府1198人
東京都1086人
北海道812人
愛知県767人
福岡県540人
神奈川県360人
兵庫県346人
新潟県340人
静岡県326人
長野県311人
組織活動を維持すためには、200人以下、100人以下の県歯科技工士会は時間の問題で、合併しなければならないかもしれない。
日技は、衰退するばかりであり、会員数2万人時代を知っている立場で、危機的状況と思われてならない。
<参考1>
厚生労働省の調べによると、歯科技工業務従事者数は下記のように、平成12年頃から毎年減少傾向を示している。
そして、注目すべきは平成18年のデータ。
40歳以上と40歳未満の年齢別務従事者数を比較すると、40歳以上の人数が21,157名、40歳未満の人数が1万3990名と40歳以上の人数が圧倒的に多い。
また、平成6年には25歳未満の歯科技工士数が4615名であったのに対し、平成18年では2417名と半数近くに減少している。
<参考2>
歯科技工士は,義歯等の歯科医療用の補てつ物等の製作や加工を業務とする者であるが,その数は昭和38年末において8,218人,うち7,515人が業務に従事しているが,その74.7%にあたる5,610人が病院および歯科診療所において,それ以外の者は歯科技工所で,それぞれ歯科技工の業務に従事している。
昭和40年3月末における歯科技工士養成機関は15施設である。
<参考3)
平成10年度
歯科技工士3万6569人
良質な歯科技工物を供給するため、歯科技工所の作業環境を改善・整備することを目的した「歯科技工所運営マニュアル作成検討会」において、平成8年4月に意見がまとめられ、既に、歯科技工所の適切な運営の参考として活用いただいているところであるが、今後とも、歯科技工所の適切な運営が図られるよう貴管内関係方面への周知をお願いしたい。
<参考4>
歯科技工士は、まさに危機的状況であると言っても過言ではありません。
平成18年の全国の就業歯科技工士数は35,147人でしたが、その就業歯科技工士の年齢構成は、厚生労働省の衛生行政報告によれば、45歳以上は増加傾向で、30歳未満は減少傾向であることが示されています。
特に、直近の8年間を比較すると30歳未満は、平成10年には25.4%であったものが、平成18年には16.3%に減少しています。
また、45歳以上は、平成10年の28.8%が平成18年には47.1%にまで増加しています。
このままいけば、早晩、間違い無く現役歯科技工士数は半減することになります
平成10年3万6568人
平成12年3万7244人
平成14年3万6765人
平成16年3万6668人
平成18年3万5147 人
平成20年3万5337人
平成20年保健・衛生行政業務報告(衛生行政報告例)
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