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ニュース

2009/07/29

医療関係団体・保険組合

歯科医療活動を行う神奈川歯科大学東南アジア支援団

久保田英朗代表(神奈川歯科大学学長)に活動内容を聞く

 

  神奈川歯科大学東南アジア支援団(KDC−SAS)は、東南アジア地域で歯科医療活動を行う大学初のボランティア団体である。 KDC−SAS(Kanagawa Dental College-South East Asia Support)の久保田英朗代表(神奈川歯科大学学長)によると、2004年12月26日に発生したインドネシア・スマトラ島沖の地震・津波後の2005年6月に設立され、被災地であるタイ・プーケットから北への約150kmのパンガーという地区で被災者の救援歯科活動をしたことを発端に活動が始まっている。

— 主な活動は

1)歯科治療(口腔検診、予防充填、充填、除石、抜歯、義歯作製。

2)歯科口腔衛生指導。

3)医科歯科共同検診。

4)日タイ文化交流、などである。

  2007年からフィリピン・ネグロス島での口唇口蓋裂児の慈善手術活動も加わった。「現在、神奈川歯科大学の教員、同窓生、歯科衛生士、歯科技工士、学生、その他多くの会員により、活動が維持されている」という。タイやフィリピン国の協力大学や協力者との交流も図られ、活動が続けられている。昨年は8月3日〜10日、フィリピン・ネグロス島ドマゲッティー市のホーリーチャイルド病院で口唇口蓋裂児の慈善手術を実施した。3歳から17歳まで合計16名に手術した。この活動は2009年度、国際ボランティア貯金の支援を受けた。 神奈川歯科大学東南アジア支援団(KDC−SAS)は、2005年から3回の活動で、6000人以上の被災者に歯科治療、予防を行ってきた。2006年7月は、マヒドン大学で第1回学術交流会を実施した。また、2007年には、日・タイ修好120年記念事業の一環として、マヒドン大学歯学部からDr.Surin副歯学部長ら教授6名が来日して、学術交流を開いた。

— 2009年の活動は

1)歯科検診、予防、教育講演活動(タイ・バンコク・クロントイ)

2)歯科健診活動〈タイ・プーケット日本人会補習校、他〉

3)口唇口蓋裂手術支援活動(フィリピン・ネグロス島・ドマゲッティー市)

4)マヒドン大学歯学部との学術交流歯科医療活動支援。

5)メコン川流域医療支援活動。〈タイ・ベトナム・ラオス〉

6)津波被災地生活支援(タイ・カオラック)。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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