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ニュース

2009/08/21

医療関係団体・保険組合

歯科も画面審査の導入に伴い業務の効率化が進む

審査業務のIT化に向けて画面審査を導入

 

 国保組合でも、画面利用の審査・事務共助の手法が課題となった。先行実施している社会保険診療報酬支払基金の画面審査を参考に、レセ電算の処理件数が多い国保連に対しては、画面審査の導入に伴い業務の効率化が進むとし、経済的・人的な対応を図ってきた。 レセプトのペーパーレス化を徹底するためには、レセプトを保険者に磁気媒体で提供する仕組が必要。 この結果、国保中央会は、高点数入院レセプト用の2画面審査システム(国保連用)を開発した。これまで困難だった高点数レセの画面上での審査を、2つディスプレイを並べることによって実現した。 大量のレセプト情報を一目で見渡し、レセプトの事務共助・審査ができるようにしたことで、より確実で効率的な審査体制が実現すると同時に、レセプトの完全ペーパーレス化に近づいた。 画面審査については、社会保険診療報酬支払基金では既に導入されているが、国保連合会でも、導入可能な場合は各都道府県医師会と調整を図ることとした。支障があるなしは個別の判断となる旨、日医からも事務連絡があった。 国保での導入に反対することもないが、現状では、審査支払機関から各保険者に対しては、紙ベースでの提出となり、電算化の一連の流れは構築されていない。 東京都国保連合会では2画面を使用した歯科審査を全国に先駆けて開始した。 「画面審査と紙審査の符号の違い(微妙に)がある」との声もある。また、3月から歯科(外来分)の病院・診療所を対象とするレセプト電算処理システムの受付が始まった。 歯科(外来分)の画面審査は、国保中央会がソフト開発して、全国の国保連に提供している。あらかじめ審査委員や国保連職員の意見を聞きながら開発したものである。10月には歯科(入院分)の画面審査も始まる予定で、医科・調剤・歯科の電子請求の基盤が整備される。 画面審査:2つの画面を並べて審査するなかで、画面左にはデータ全体が紙レセプト様式でチェックできる。 画面右では査定できるなどの機能がある。 国保中央会では、レセ電による請求医療機関の増加が全国的に見込まれるなか、審査委員たちの使い勝手を重視し、改善に努めるたしとしている。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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