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2009/07/14

大学関係・同窓会

最近の歯科大生の手先は以前より明らかに不器用に

  朝鮮日報の朝鮮日報日本語版によると、世界中が驚いた韓国人の「器用な手先」の神話も揺らいでいる。15年にわたり「箸を使う運動」を展開している京畿大学職業学科の金炳淑(キム・ビョンスク)教授は、「最近は正しく持てる子どもが3分の1ほどになってしまった。クラスごとに自動鉛筆削り機があるため、最近は鉛筆を手で削る子はほとんどいない」と述べた。

手先の器用さが消えつつある医療・デザイン現場

 2005年にフィンランドで開催された第38回技能五輪国際大会で韓国が獲得した金メダルは3個。1978年に22個獲得したのをはじめ、70年代から80年代には常に15個以上の金メダルを獲得していたのに比べると、まさに衝撃的な結果だった。韓国よりも国民所得が高い日本やドイツ、オーストリアなどは今でも多くのメダルを獲得しているだけでなく、最近は参加者数も増えており、以前にも増して活気のある技能五輪大国となっている。 一方、医療現場からも心配の声が聞こえてくる。永同大学歯科衛生学科のユ・ジャヘ教授は、「最近はいくら練習しても手先の技術を習得できない学生が多くなっている。ところが彼らの学業成績は非常に優秀だ。幼いころに、手を使って遊ぶという練習が足りなかったのだろう」と述べた。延世大学セブランス歯科大学のキム・ヨンジュン外来教授も、「自ら発表させるような講義では舌を巻くほどすばらしい結果を出す学生たちも、いざ実習になると”足でやっているのか”と思えるほど不器用だ。歯科医師にとって手はまさに武器のようなものだが、平均的に見て、最近の歯科大生の手先は以前に比べて明らかに不器用になった」と心配する。 医療機器のハイテク化で手の感覚が衰えたということもある。原子力病院整形外科医で院長の李水用(イ・スヨン)博士は、「以前は手術を行うときにオステオトーム(”石のみ”のような手術道具)で骨を直接削ったものだが、最近はドリルを使うため細かい作業の面で熟練度が劣る傾向にある」と指摘した。

医科歯科通信記者

長年にわたり歯科界の動きをチェックし、鋭い視線で切り込みます。茨城県出身。(医科歯科通信)

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