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小児期の不正咬合や口呼吸は、成長発育や口腔健康に大きく影響します。近年、マイオブレース(Myobrace®)を用いた口腔筋機能矯正が注目されており、従来の歯列矯正と異なり、口腔筋の正しい使い方を自然に身につけさせることが可能です。歯科医師や歯科衛生士は、装置の知識だけでなく、生活習慣や口腔機能の指導、家庭での継続支援を含めた包括的な対応が求められます。本稿では、マイオブレースの基本概念、臨床効果、実践方法、そして歯科スタッフが理解すべきポイントを整理します。

マイオブレースで始める小児の口腔筋機能矯正―歯科衛生士・歯科医師が知るべきポイント

著:nishiyama /

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Introduction

著者紹介

nishiyama

歯科大学歯科衛生士学科卒業後、小児患者や障害者の歯科診療体制や、歯科恐怖症患者について学ぶため歯科大学付属の専攻科へ進学し口腔保健学学士を取得。その後は小児歯科専門歯科医院にて勤務。歯科衛生士ライターは「歯科に苦手意識を持っている人が媒体を通して理解し、歯科を身近に感じることで歯医者に行ってみよう」という気持ちになることを後押ししたいという思いから学生時代に始めた。