第5回 日本国際歯科大会

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 去る10月13〜15日にパシフィコ横浜において第5回日本国際歯科大会が開催されました。その中の06歯科衛生士シンポジウムにおいて、「シンポジウム、ケア中心型診療に取り組んでいきついたところ」という演題で、大阪の西村吉行先生、大分の阿部恵先生と共に2時間の講演を行ってきました。 大会の登録者数は歯科医師2600名、歯科技工士1800名、歯科衛生士2400名、合計6800名以上と恐らく日本最大の学術講演会でしょう。同時に開催されたデンタルショーには延べ41500名が訪れたそうです。今、このコラムを読んでいる方の中には、この日本国際歯科大会に参加されたりデンタルショーを見に行かれた方もいらっしゃると思います。このようなメジャーな学術講演会でスピーカーを務めさせて頂いたことは、私自身大変に光栄に感じています。

 4年前、前回の第4回日本国際歯科大会に参加した時には、まさか自分が演台の上に立つなんて、微塵ほども想像していませんでした。大会が終わりほっとした時、なんで自分にこんな幸運が巡ってきたのかな〜、と考えてみました。 思い起こせば、15年位前、熊谷崇先生、石井正敏先生らが中心となって、フォーラムDEWAというスタッフミーティングが毎年1回山形市で開催されていて、その会に毎年、スタッフ全員と共に参加していました。毎年、スタッフ全員と共に山形まで行くのは経済的に大きな負担になりますので、なんとか同じ様な会を東京で開催出来ないか、と考えて10年前にフォーラム東京というスタディーグループを結成して、年1回のスタッフミーティングを行うことが出来るようになりました。 今年で8回を迎えました。フォーラム東京のメンバーに景山正登先生がいらして、景山先生の提案で歯科衛生士という雑誌の方をスタッフミーティングに招待して取材してもらうことになり、クインテッセンス社との関わりが出来ました。その後クインテッセンス社とはいくつかの仕事を通じてお付き合いがあり、今回のことになりました。

 何が言いたいかというと、いくつかの偶然と、たまたま知り合った人との関わり合いの結果なんだな〜、とつくづく感じています。自分自身、それなりに一生懸命やっているのはもちろんですが、それだけではなく、自分を取り囲む、いろいろな人たちとの関わりの中で、自分自身の力の及ばないことの影響が大きいんだなと思います。 自分には見えない所、気がつかない所で、多くの人たちに支えられた結果が今回の日本国際歯科大会での演者であり、とてもありがたいことだな、と感じています。同時に、そんなふうに支えてくれる人たちがいることに大きな幸せを感じると共に、感謝しています。

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