Dentwave会員、歯科衛生士のcoe会員の歯科医師の方々に「承継開業」に関してお聞きしました。
■調査期間:2025年6月11日〜2025年6月22日
■回答者:歯科医師182名(Dentwave会員)(歯科衛生士のcoe会員)
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「承継開業のメリット・デメリット」
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1.現在、開業についてどのように考えていますか?
既に開業している(新規開業)と回答した方は48.9%と最も多く、次いで既に開業している(承継開業)と回答した方が19.8%という結果となりました。

2.承継開業のメリットとして、特に魅力的だと感じるものは何ですか?
既存患者の引き継ぎによる集患の容易さと回答した方は64.3%と最も多く、次いで設備投資や内装費用の抑制と回答した方が62.6%、経営ノウハウや地域の情報が得られる安心感と回答した方が31.3%という結果となりました。

3.承継開業のデメリットとして、特に懸念されるものは何ですか?
前院長の経営方針や診療スタイルの踏襲と回答した方は40.1%と最も多く、次いで既存設備や内装の自由な変更が難しいと回答した方が18.4%、スタッフとの人間関係の再構築と回答した方が17.6%という結果となりました。

4.もし承継開業するとしたら、どのような点に特にこだわりたいですか?具体的な内容を自由にご記入ください。(自由記述)
- 患者さんに引き続ききていただけるように、前院長と連携しながらスムーズな継承をしていきたい。
- テナント開業なので、名義変更や、テナントの、オーナーチェンジの不安。
- スタッフとのコミュニケーション。前院長の方針じゃなく、
新しい方針になることなどよく理解してもらうこと。 - 院長年齢とともに患者も高齢化、減少していくので
患者数の減少に歯止めがかからないのが難点。 - もともとの診療スタイルのチェックと設備のチェック。
- 前院長の思想が強すぎるとしんどいので、あまりに尖っていないようにしてほしい。
- 設備がこれからの診療にスムーズに使えるか?買い換えるなら今の設備がいつまで使えるか?
- 患者層と患者数をしっかり確保できるかをきちんと確認する。
- 継続して通っていただいている患者様、新規の患者様に、さらに満足して通っていただけるように、
色々と工夫したいです。 - 私が女性歯科医師で父からの継承となるのでその違いを受け止めてもらえるよう誠実に診療に取り組む。
- 既存患者に変化を理解してもらうこと。
- 金額等の妥当性の判断材料が必要です。
DentResearch調べ
■調査期間:2025年6月11日〜2025年6月22日
■回答者:歯科医師182名(Dentwave会員)(歯科衛生士のcoe会員)
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