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現代の歯科診療において、CTはインプラント治療や矯正診断、精密な根管治療などを支える必要不可欠なインフラとなっています。正確な診断が治療の成功率を左右する今、より高性能なCTへのニーズはかつてないほど高まっている。
そんな中、世界120カ国以上の臨床現場で圧倒的な支持を得ているグローバルリーダー・バテック社が、日本の先生方へ「新たな選択肢」として満を持して投入したのが、完成された最上位機種『Green X 21』だ。



「撮影範囲(FOV)」と「画質」という、これまで両立が困難とされてきた二つの壁を打ち破るこのマシンは、
日本の歯科医療にどのような変革をもたらすのか。
今回は、革新的な性能に隠された開発背景や、世界中の歯科医師を惹きつけてやまない同社の企業理念を紐解くべく、株式会社バテックジャパン代表取締役の洪(ホン)氏に話を訊いた。

なぜ世界はバテックのCTを選ぶのか?ー「Green X 21」が診療に確信をもたらす

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歯科医師を悩ませる「撮影範囲と画質のジレンマ」

多くの先生方は、CT診断において「見たいところが見えない」というジレンマに直面していると、洪氏は分析する。
「従来のCTでは撮影範囲(FOV)と画質の間に、避けて通れない『トレードオフ』がありました。範囲を広げれば画像が粗くなり、精密な根管治療には使えない。逆に画質を求めれば、全顎を一発で捉えられない。
高額な投資をしながら用途が限られてしまう現場の限界を、私たちはどうしても打破したいと考えました」

「Green X 21」が実現した、診断の確信と圧倒的な効率

こうした課題に対し、過去の経験と技術の粋を集めて開発されたのがGreen X 21だ。洪氏は、特に臨床への影響が大きい主要性能について詳細を明かした。

「特に自信を持っているのが、根管治療に特化した『エンドモード』です。ここでは、50ミクロン以下という世界最小クラス※のボクセルサイズを実現しました。※自社調べ/2025年時点
これは他社のハイエンド基準である70ミクロンを凌駕し、まさに髪の毛よりも細い世界を鮮明に描き出します」

※左:従来製品/右:GreenX21

この圧倒的な解像度は、微細な病変や破折線の確認を支え、診断に「確信」をもたらす。実際にCTを使用する先生からは、「あまりにクリアで、これまで診断のために目を凝らし続けていた疲れが癒やされるようだ」という声が寄せられているという。

加えて、本機は、4×4cmの局所撮影から、最大21×19cmという頭部から顎先までを完全にカバーする広域撮影まで、多彩なマルチFOVを一台に凝縮している。
「特に口腔外科や顎関節(TMJ)診断、矯正歯科といった専門領域では、広範囲かつ高精細なデータが不可欠です。Green X 21は最大サイズでの撮影時でも、ミドルクラスに匹敵する300ミクロンの解像度を維持しています。これにより、日々の一般診療から、スペシャリストによる高度な外科手術まで、複数の機器を使い分けることなく『一台でシームレスに』対応することが可能になりました」と洪氏はその優位性を説く。

さらに本機において特筆すべき進化が、新たに標準搭載された「フェイススキャン機能」だ。
これは、診断の奥行きを深め、より高度な専門診療を支えるための重要な機能である。
「今回はフェイススキャンを一緒に搭載しました。これにより、一台でカバーできる診療領域はより幅広くなりました」と洪氏はその意義を語る。
※フェイススキャンはあくまでも患者説明用であり、診断目的では使用不可

広大なFOVで得られた骨格データとフェイススキャンを組み合わせることで、術前後の顔貌の変化を予測するなど、患者へのより深い説明と納得感(インフォームド・コンセント)を生むことができる。これらの機能は、診断の領域を広げ、治療のゴールを患者と共有するための強力な武器となるはずだ。

診断の質を落とさず、いかに手間を減らすか。その点において、独自の「スマートフォーカス」機能が威力を発揮する。
「たった一回の撮影で、通常のCT画像に加え、パノラマ画像、さらには他社のエンドモードに匹敵する70ミクロンのエンド画像を最大3つまで、合計5種類の画像を同時に取得できます。先生は患者様を何度も撮影室に呼ぶ必要がなくなり、チェアタイムを大幅に短縮できるのです」

さらに、欠かすことのできない被ばく線量への配慮についても洪氏は言及した。 「通常より線量を30%〜60%低減する『グリーンモード』を搭載しています。画質のブレを最小限に抑えつつ低線量を実現しており、患者様へも最高の安心を提供できる機能となっています」

主要性能に加え、日々の診療をサポートする工夫も随所に凝らされている。 「LEDで正しい立ち位置をガイドする『パドルランプ』や日本語の音声ガイダンスを導入しています。これにより不慣れなスタッフでも迷わず操作でき、再撮影のリスクを最小限に抑えることができます」

また、経営面においては、260種類以上の治療説明用動画を標準搭載している点も大きな強みだ。「撮影した高精細な画像と動画を並べて見せることで、患者様の納得感が劇的に高まり、自費診療の同意率向上に直結します。他社では高額なオプションとなることが多い機能を、私たちはあえて基本機能として提供しています」

洪氏は、本機の多機能さと専門性の高さから、特に以下のような先生方に導入を検討してほしいと強調する。
「本機は、精密な根管治療や口腔外科、顎関節(TMJ)診断を専門とするスペシャリストにとって、世界最小クラス50ミクロンの解像度と広域撮影を一台で完結できる理想的な選択肢となります」
また、現在は保険診療が中心でも、将来的な自費診療の拡大や専門性の向上を見据えている先生にとっては、買い替えリスクを最小限に抑え、長期的に診療レベルを支える強力な投資となるはずだ。
さらに、既存CTの画質不足や頻発する故障・維持費に悩む買い替え検討層にとっても、圧倒的な性能と納得の価格を両立した本機は、経営と臨床の両面で大きなメリットをもたらすに違いない。

世界を熱狂させるバテック社の「自社一貫製造」と「ヒトへの想い」

これほどまでの高性能を備えながら、なぜ納得感のある価格を両立できるのか。
その理由は、バテック社独自の開発体制と、根底に流れる経営理念にある。
「最大の理由は、私たちがCTの心臓部であるセンサーや管球(エックス線管)、そしてソフトウェアに至るまで、主要部品のすべてを自社で一貫して研究・製造している点にあります」

バテック社はリソースの約3割を研究開発部門に集中させ、設計から製造までを一箇所で行っている。
韓国の本社工場で100%の品質管理を行っているからこそ、高い耐久性を実現しつつ、不必要な中間コストを省いて先生方に適正な価格で製品を届けることが可能となるのだ。

実際、導入された先生方からは「この性能でこの価格は安すぎるのではないか」と驚かれることも少なくない。「無理に高い利益を追うのではなく、適正な利益をいただくことで、その分を先生、患者様、そして社員で分かち合いたいという『幸せをシェアする』理念が弊社にはあるのです」と笑顔を見せる。

また、開発の原点には、創業時から変わらない「技術はヒト(患者・医師・スタッフ)に向かってあるべき」という強い信念が存在する。
「技術は人を助けるためのものであるべき、というのが私たちの理念のひとつです。今では当たり前となった『3-in-1(一体型)CT』を世界で初めて開発したのも、現場の負担を減らし、患者様に役立つために追求した結果なのです」

この「ヒト」を向いた哲学は、現在世界120カ国以上、140以上の大学病院などで圧倒的に支持されている。海外での評価は、単なる医療機器の枠を超えた「ステータス」として認識されるまでに至っている。
「驚かれるかもしれませんが、ある国ではバテックのCTを導入したこと自体がクリニックのステータスとなり、盛大なパーティーが開かれ、お祝いの花火が打ち上げられたというエピソードがあるほどです」
それほどまでに、バテック社の技術は「最高の医療を受けられる証」として世界中の歯科医師から絶大な信頼を寄せられている。

歯科医療の未来を共に創る、最強のパートナーとして

「日本の先生方の高い医療水準や現場の声は、私たちの製品を進化させる最高の財産です」 バテックジャパンが目指すのは、単なる機器の販売ではない。「日本の優れた臨床技術を世界へ発信し、同時に世界中の優れた知見を日本へ届ける『架け橋』でありたい。現場の悩みを迅速に製品開発へと反映させる『良い循環』を生み出していくことが、私たちの役割です」

同社が掲げるキャッチフレーズは、『Always on your side(いつも皆さんのそばに)』だ。
この言葉通り、開業の瞬間から日々の診療、そして高度な専門治療への挑戦に至るまで、常に先生方やスタッフの隣で歩み続けるサポーターでありたいと考えているという。

最後に、洪氏は日本の先生方へ向けて次のようなメッセージを送った。
「『Green X 21』は、発売して終わりではありません。これからも先生方の声を反映し続け、共に進化していくマシンです。先生方が誇りを持って理想の診断を追求し、専門医としてのプライドを持って理想の治療を追求し、その誇りをより高めていけるよう、私たちはこれからも全力で支え抜きます。ぜひ一度、ショールームでその驚異的な画質と、世界が支持する理由を体感してみてください」

編集後記

今回の取材を通じ、「Green X 21」は単なる高性能CTではなく、バテックジャパンの並々ならぬ「想い」が詰まった製品であることを強く感じた。
「技術はヒトに向かってあるべき」という彼らの不変の開発哲学は、現場の悩みを解決する50ミクロンの解像度や、使い手のストレスを軽減する細やかな機能となって具現化されている。こうした「ヒト」の幸せを第一に考える真摯な技術開発こそが、これからの日本の歯科治療をより進歩させていく大きな原動力になるのではないだろうか。
この記事を読んで少しでも気になった方は、ぜひショールームへ足を運び、実際に製品に触れてみてほしい。 その驚異的な画質や直感的な操作感を通じて、バテックジャパンが製品に込めた熱い想いと、世界中で支持される理由を肌で感じ取っていただけるはずだ。

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