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歯科医院開業支援コンテンツ Vol.36【集患対策】外部対策② 公式ホームページで差をつける!歯科医院の集患戦略
Vol.36【集患対策】外部対策② 公式ホームページで差をつける!歯科医院の集患戦略
前回のコラムでは「外部対策には『リアル対策』と『デジタル対策』の2つがある」というテーマでお話させていただきました。今回は、デジタル対策の中でも特に重要な「公式ホームページ(オフィシャルサイト)」について、詳しく解説していきます。
現代の患者さんの多くは、歯科医院を選ぶ際にインターネットで検索し比較検討すると言われています。その中でも、公式ホームページは医院の魅力や特徴などをしっかりと伝えることができるため、患者さんがその医院で予約をする・しないをジャッジするための重要なポイントとなります。つまり、公式ホームページは、医院における「デジタル上の顔」とも言える存在なのです。ホームページをただ作成するだけでは患者さんは集まりません。集患に成功するホームページには、押さえるべき重要なポイントがあるので、今回は基本的な部分をご紹介させていただきます。
<ホームページ運営に欠かせない2つの要素>
効果的なホームページ運営には、以下2点の要素が不可欠です。
①アクセス数を増やすこと
②来院につなげること(コンバージョン)
結果が出ているホームページはこの両輪が整っており、両輪が揃うことで初めて集患ツールとして機能しはじめます。
例えば、どんなに魅力的なホームページを作っても、アクセスが無く誰も見てくれなければ意味がありません。逆に、たくさんの人がホームページを訪れても、内容が不十分で医院の魅力が伝わらなければ来院につながりません。この2つをバランス良く実現することが、成功への近道なのです。
【1】アクセス数を増やす
まず、患者さんにホームページを見つけてもらうための施策について解説します。
◆SEO対策(検索エンジン最適化)
患者さんが「地域名+歯科」などのキーワードで検索した際に、あなたの医院のホームページが上位に表示されるようにする施策です。適切なキーワードの選定、メタタグの設定、コンテンツの充実、定期的な更新などが重要と言われています。
◆Google対策(MEO)
Googleマップ上での表示を最適化する施策です。「Googleビジネスプロフィール」に正確な情報を登録し、口コミへの返信や写真の投稿を行うことで、地域検索での露出を高めることができます。Googleビジネスプロフィールには公式ホームページへのリンクを貼ることができるので、Google経由でホームページに誘導することができます。
◆リスティング広告
検索結果の上部に表示される広告枠を利用する方法です。こちらはワンクリック毎に広告費用がかかりますが、即効性があり、特定のキーワードで確実に露出を増やすことができます。開業直後など、自然検索でまだ上位表示ができていなかったり、医院の認知度が低い時期には有効と言われています。
これらの施策を組み合わせることで、より多くの患者さんにホームページを見てもらえるようになります。
【2】来院につなげる(コンバージョン)
アクセス数が増えても、患者さんが「この医院で治療を受けたい!」と思わなければ来院(予約)にはつながりません。では、どのような情報を掲載すれば、患者さんの興味を引き、来院を決めてもらえるのでしょうか?また興味を持った患者さんに予約というアクションをしてもらうためにはどうすればよいでしょうか?いくつか具体的な施策を挙げさせていただきます。
◆院長やスタッフのプロフィール
患者さんが最も気になるのは「どんな人が診てくれるのか」という点です。院長の経歴、専門分野、治療への想いなどを丁寧に紹介しましょう。できればプロに撮影してもらった顔写真も掲載することをお勧めします。顔が見えることで、患者さんの安心感は大きく高まると言われています。ちなみに、スタッフの紹介も同様に重要です。「どんな人たちが働いているのか」が事前にわかるだけで、初めての来院へのハードルは下がります。
◆院内の様子がわかる写真
待合室、診療室、受付など、院内の雰囲気が伝わる写真を豊富に掲載しましょう。人間は中の様子がわからない場所に入ることに、多少なりとも抵抗を感じます。院内の「清潔感」や「雰囲気」を視覚的に伝えることで、患者さんに安心感を与えることができます。
◆料金と治療期間の明確化
患者さんが来院をためらう理由の一つが「いくら治療費がかかるのかわからない」という不安です。保険診療と自費診療の違い、主な治療の料金目安、治療期間の目安などを明確に記載することで、患者さんの不安を取り除くことができます。
◆医院へのアクセスや支払い方法
「どうやって行けばいいのか」「駐車場はあるのか」「クレジットカードやQRコード決済は使えるのか」といった基本的な情報も、患者さんにとっては重要です。最寄り駅からの道順、駐車場の有無、利用可能な支払い方法などを、わかりやすく記載しましょう。
◆ユーザビリティ(使いやすさ)の向上
ホームページが見やすく、使いやすいことは基本中の基本です。特に現代では多くの患者さんがスマートフォンで閲覧すると言われていますので、スマートフォン対応は必須です。また、読み込み速度が遅い、リンクが切れている、探したい情報が見つからない、といった問題がないかを定期的にチェックしましょう。
◆予約・問い合わせのしやすさ
電話番号を見やすい位置に配置する、オンライン予約ができるようにする、問い合わせフォームをわかりやすくする、営業時間外でも問い合わせができるチャットボットを導入するなど、患者さんがいつでも便利にコンタクトを取れる環境を整えましょう。
ここまで様々なポイントをお伝えしてきましたが、最も重要なのは「患者さん目線で考える」ということです。自分が患者の立場だったら、どんな情報があれば安心できるか?どんなホームページなら来院したいと思うか?そういった視点で、常に自院のホームページを見直すことが大切です。実際、成功している医院の中には、スタッフや家族に「一患者としてホームページを見てもらい、率直な意見をもらう」という取り組みをおこなっているところがあります。医療者の視点では気づかない改善点が、患者的な目線を通すことで見えてくることも多いのです。
また、ホームページは一度作って終わりではなく、継続的に改善していくことが大切です。アクセス解析ツールを活用して、どのページがよく見られているか、どこで離脱しているかなどを確認し、トライ&エラーで改善を重ねていきましょう。
次回のコラムでは、より幅広い患者さんにアプローチするための外部媒体の活用について、詳しく解説させていただく予定です。今回も最後までコラムをお読みいただき、ありがとうございました。
前回までの歯科医院開業支援コンテンツはこちら
| 歯科医院開業支援コンテンツ | |
|---|---|
| 第34回 | Vol.34【集患対策】患者が集まる歯科医院とは?集患対策を成功させるためのポイント |
| 第35回 | Vol.34【集患対策】患者が集まる歯科医院とは?集患対策を成功させるためのポイント |
| 第36回 | 【今回はこちら】Vol.36【集患対策】外部対策② 公式ホームページで差をつける!歯科医院の集患戦略 |




