Dentwave会員、歯科衛生士のcoe会員の歯科医師の方々に「AI画像診断と技工所との連携状況」に関してお聞きしました。
■調査期間:2025年6月25日〜2025年7月14日
■回答者:歯科医師200名(Dentwave会員)(歯科衛生士のcoe会員)
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歯科医師の方々にお聞きしました!「AI画像診断と技工所との連携状況」
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1.AI画像診断システムについて、現在どの程度関心がありますか?(単一回答)
やや関心があるが、情報収集はしていないと回答した方は73.0%と最も多く、次いで関心があり、情報収集をしている(セミナー参加、記事購読など)と回答した方が14.0%、まったく関心がないと回答した方が11.5%という結果となりました。

2.もしAI画像診断システムを導入するとしたら、どのような診療分野での活用を期待しますか?(複数回答可)
歯周病診断と回答した方は51.0%と最も多く、次いでう蝕診断と回答した方が46.0%、根管治療と回答した方が44.0%という結果となりました。

3.AI画像診断システムが技工所との連携において、特にどのようなメリットをもたらすと思いますか?(複数回答可)
診断情報の共有制度の向上と回答した方は47.5%と最も多く、次いで技工物設計の効率化・精度向上と回答した方が45.0%、患者への説明の質の向上と回答した方が40.0%という結果となりました。

4.現在の技工所との連携において、どのような課題を感じていますか?具体的に感じる点を教えてください。(複数回答可)
模型や印象の精度と回答した方は34.5%と最も多く、次いで、担当技工士とのコミュニケーション不足と回答した方が34.0%、患者情報の共有不足と回答した方が33.0%という結果となりました。

5.AI画像診断の導入は、今後の歯科医療における技工所との連携にどのような変化をもたらすと思いますか?具体的なイメージを自由にご記入ください。
- A I画像診断を併用することで歯科医師の判断ミスを減らす方策の一つになることを期待します。
- 完成技工物の形態などで歯科医師のイメージと技工士さんのイメージが一致する様になると良いなと思います。
- 詳しい情報の共有ができるので、臨床の質が向上するとおもう。
- 費用面さえ問題なければ色々効率化できる気がする
- 審美領域のシェードマッチング、形態の確認には使えるのかな
- 部分床義歯の設計がより、スピードに丁寧になると思う
- 技工物の精度向上により、患者様の満足度が上がると良いです。アルジネート印象や石膏注入時のエラーがカバーできるとよいです。
- 技工士不足問題を補える
- 技工士さんにも臨床の治療を身近に感じていただくことで、歯科治療に携わる意識を高めることができると思います。
ただ、ものを作るだけではなく、口腔内を身近に感じてもらえるツールとして役に立つといいのではないかと思います。 - ラボサイドの作業でCADの部分を人間に代わって作業するようになると予測している。
- 現状、医院から情報提供してもリアクションが得られないので情報提供していいのか悪いのかがよくわかっていない。パワハラにならないか心配。よってイメージがわかないです。
- AIでの再現性により一定水準以上の技工が経験がなくても可能になる
DentResearch調べ
■調査期間:2025年6月25日〜2025年7月14日
■回答者:歯科医師200名(Dentwave会員)(歯科衛生士のcoe会員)
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