research - Article

調査・レポート - 記事

Dentwave会員、歯科衛生士のcoe会員の歯科医師の方々に「スタッフの定着率と離職理由の変化」に関してお聞きしました。

■調査期間:2025年6月25日〜2025年7月7日
■回答者:179名(Dentwave会員)(歯科衛生士のcoe会員)

歯科医師の方々にお聞きしました!「スタッフの定着率と離職理由の変化」

著: /

関連タグ:

1.現在お勤めの歯科医院のスタッフ(歯科医師を除く)の平均勤続年数について、最も近いものをお選びください。(単一回答)

3年以上5年未満と回答した方は27.4%と最も多く、次いで5年以上10年未満と回答した方が25.1%、10年以上と回答した方が22.3%という結果となりました。

2.過去3年間で、歯科医院のスタッフ(歯科医師を除く)の離職率はどのように変化したと感じますか?(単一回答)

変化はないと回答した方は60.9%と最も多く、次いで大幅に減少した、やや増加した、わからないと回答した方が8.4%、大幅に増加した回答した方が7.3%という結果となりました。

3.スタッフ(歯科医師を除く)の離職理由として、近年特に増えていると感じるものは何ですか?(複数回答可)

人間関係の悩みと回答した方は38.5%と最も多く、次いで給与・待遇への不満と回答した方が36.3%、ワークライフバランスの重視(家庭との両立など)と回答した方が35.8%という結果となりました。

4.スタッフの定着率向上や離職防止のために、現在、貴院で特に力を入れている取り組みをお選びください。(複数回答可)

労働時間の削減、残業抑制と回答した方は35.8%と最も多く、給与・賞与の見直し、インセンティブ導入と回答した方が33.5%、福利厚生の充実(休暇制度、健康診断、食事補助など)、コミュニケーション施策(定期的な面談、チームビルディングなど)と回答した方が20.1%という結果となりました。

5.スタッフの定着率向上や離職防止のために、今後取り組んでいきたいと考えていることがあれば具体的にご記入ください。(自由記述)

  1. 意見箱の設置
  2. 社会保険の導入と有給休暇取得率を100%にする事
  3. フレックスタイム制の勤務、育児休業の充実
  4. 育休や介護休暇の充実
  5. やりがいが向上するように、仕事内容やシフトへの歯科医師の関与をできるだけ少なくしてそれぞれの職種が自立的に仕事内容を管理するようにしていく。
  6. 長期継続勤務のインセンティブ開発
  7. 祝日の振替廃止
  8. DHの待遇改善
    AIを中心とした各種支援による従業員負担軽減
  9. 認定衛生士などの取得支援
  10. 有給休暇の積極的付与
  11. 毎月、個々の面接を行なって意見を聞いていくこと。
  12. これからの時代、ワークライフバランスは極めて重要だと思います。
    単に年収のみで待遇比較するのでは無くて、様々な要素を含めて職業選択されますことをお勧め致します。

DentResearch調べ

■調査期間:2025年6月25日〜2025年7月7日
■回答者:歯科医師179名(Dentwave会員)(歯科衛生士のcoe会員)