1.ラバーダムを日常的に使用していますか？

全く使用していないと回答した方は40.4%と最も多く、次いでほとんど使用していないと回答した方が25%、必要時のみ使用していると回答した方が24.3%という結果となりました。

2.使用する主な治療内容を教えてください。

3.ラバーダムの利点を感じる場面はどのようなときですか？

4.ラバーダムを使用することで治療効率や精度が向上すると感じますか？

5.ラバーダムを使用しない主な理由は何ですか？

6.ラバーダムに関する教育やトレーニングを受けたことがありますか？

7.ラバーダムの使用に関して感じていること、改善点、またはご意見があればお聞かせください。

1. 患者さんが痛がる。術者の技術不足を感じる。もっと簡単なワンタッチシステム等の開発。
   保険点数の再付与。等々
2. なくても完璧な結果が出ているので（他の防湿法等々はしている）
   ラバーダムでなければいけない理由はない。
3. 保険治療でのラーバーダムがサービス治療になっていることを
   今後改善できるとありがたい。
4. 根管治療への関心と使用率は関連していると思います。
5. 根管の方向を間違えやすい。感染根管意味無し。
   日本の歯牙保存基準では殆ど使用不可。
6. 感染防止の観点からはとても重要であるが、保険点数が低いことから使用しない先生も多いと感じている。いか心配。
7. 時間がかかるのでもっと簡易なものがあればいいと感じる。
8. 開業時にクランプのセット購入をして以来ずっと使っている。が、スプリングが硬く感じる。モット歯にやさしいクランプが欲しい。
9. 現在、保険診療で点数がないのが日本のラバーダム防湿率を下げていると思うので、
   昔のようにわずかでも点数を付与してほしい。
10. 歯が崩壊した事があります。クランプで強く締め付けるのであれば今後も使用しません。
11. 保険診療でのラバーダムに関しては国は点数を考えてほしい。
12. ラバーの強度とコスト面のバランスが難しいと思います。
    低価格帯のものは破れやすく、扱いにくいです。
13. 普段使用していないため実際に使用する時に時間がかかりそうで敬遠している。
14. 使用する器具に先進感がないのでモチベーションが上がらない。
    装着が面倒なので多用する気にならない。
15. 必要なものなのに、保険点数の兼ね合いで使われていないのが、残念。
16. 受け入れてもらえない患者が多くいる。下顎の根治は必須だと感じている。
17. 防湿だけであればZOOの方が良いと思う、マイクロスコープを使うなら
    視野の確保で必要と思う。
18. 使用する器具に先進感がないのでモチベーションが上がらない。
    装着が面倒なので多用する気にならない。
19. 長期視点でのトラブル減少、治療効果上昇の効果はわかっているが、
    保険診療内での煩雑性の増加から必要時のみの利用になってしまう。
20. 簡便な装着方法が開発されるか、高額な保険点数が付かない限り普及は困難かと思います。

DentResearch調べ

■調査期間：2024年10月28日〜2024年11月13日
■回答者：歯科医師280名(Dentwave会員)（歯科衛生士のcoe会員）