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【憤り】診察中のわいせつ行為で静岡市駿河区の歯科医院長を再逮捕
事件の概要と卑劣な手口
報道によると、容疑者は自身の経営する歯科医院において、20代の女性患者に対し、診療台で目元をタオルなどで覆った無防備な状態を利用。治療の一環を装って「舌を出して」などと指示し、自身の陰部を触れさせるなどのわいせつな行為に及んだ疑いが持たれています。
さらに、警察の捜査により、その犯行の様子をスマートフォンで動画撮影していた疑いも浮上。今回の再逮捕では、別の18歳未満の少女に対する児童ポルノ製造の疑いも含まれており、警察は押収したデバイスから余罪の特定を進めています。
繰り返される犯行と広がる余罪
この歯科医師は、これまでに別の患者へのわいせつ行為で2度逮捕されており、今回の再逮捕によって被害者が複数に及んでいることが決定的となりました。
当初の逮捕報道を受け、「自分も被害に遭ったかもしれない」という相談が警察に相次いで寄せられたことで、今回の事件が発覚。患者が歯科医師に抱く「痛みを治してほしい」という切実な信頼を、性的な欲求不満の解消に利用したという事実は、地域社会に大きな衝撃と憤りを与えています。
歯科医療の「聖域」を汚す行為に非難の声
歯科治療は、患者がユニットで横たわり、目隠し状態で口を開けるという「究極の無防備」の中で行われます。そこには、歯科医師に対する圧倒的な「信頼」が前提として存在します。
今回の事件は、その信頼を自らの卑劣な欲求のために利用した、医療従事者としてあるまじき裏切り行為です。一人の院長による暴挙は、日々誠実に診療を続ける多くの歯科医師の努力をも泥塗るものであり、断じて許されるものではありません。
まとめ
今回の事件を「個人の暴挙」で終わらせず、歯科界は「仕組みとしての透明性」へ転換する必要があります。
まず、診療室の「密室性」をなるべく無くすことです。歯科医師と患者が1対1になる状況をゼロにし、常に第三者の目が届く体制を業界の標準にしなければなりません。
次に、「説明と同意」の徹底です。目隠しをされる不安を悪用させないよう、処置の前に「どこに、何のために触れるか」を視覚的に共有し、納得を得るプロセスを不可欠とすべきです。
「信頼してほしい」と口で言うのではなく、「信頼されるに足る客観的な根拠」を提示し続けること。その積み重ねこそが、傷ついた歯科医療の信頼を取り戻す唯一の道です。




