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2013/10/24

第9回 診療室にアロマを!(9)

 患者さんがアロマランプを指差して、「私も大好きでアロマランプをいつも焚いているんですよ。」とか、「いい香りですね。私もお家で焚きたいから何処で買ったのか教えてほしいわ。」などと言ってくれます。

お気に入りの物を褒められたり、興味をしめしていただけると非常に嬉しくなります。そして楽しい会話がどんどん膨らんでいくのです。

風水の本に、「香り」には新しい出会いや恋愛、人間関係などの縁をもたらす作用があると書いてありました。香りのない生活をしている人には、「縁」がないと言えるくらい、香りのもたらす運気の効用は大きなものだそうです。

常に空間に香りを漂わせることが運の良い家を作るそうです。

香りを吸収するのは、自分だけではなく家もしているそうです。住空間に香りを吸収させておくと、その空間から自分に、常にその香りのもつ運がもたらされるようになるそうです。

そこで今回は、まず、練り香の作り方です。
フワッと、やわらかに香る練り香。香りが長持ちしやすく、肌に優しいクリーム状の香水です。

(用意するもの)
ホホバオイル………15ml

 
ミツロウ………5g

 
精油計………12滴

 
プラスチック容器(20g用)、ボウル、ゴムベラ

 
「美を極める精油」
パチュリー2滴、フランキンセンス3滴、ゼラニウム5滴、クラリセージ2滴

 
「深いおちつきの精油」

 
サンダルウッド5滴、シダーウッド3滴、
ラベンダー3滴ベンゾイン1滴

(作り方)
(1)ボウルにミツロウとホホバオイルを入れて湯せんにかけます。

 
(2)時々ゴムベラでかき混ぜながら溶かします。

 

(3)ミツロウが完全に溶けたら、湯せんからおろして
粗熱をとります。

 
(4)周辺が白っぽく固まり始めたら、ゴムベラで優しく混ぜます。

 
(5)粗熱がとれたら容器に移して精油を垂らします。

 
(6)よくかき混ぜます。固まれば出来上がりです。

手作りなので早めに使いきってください。保存期間は半年程度となり ます。

今回はイランイランを紹介します。

イランイラン

 エキゾチックで甘く重い花の香りがします。20mほどに生長する熱帯樹木に咲く花から精油を抽出しています。香水に広く使われており、催淫効果があることでも知られています。

インドネシアでは、今でも新婚夫婦の寝室にこの花をまく習慣があるそうです。その名前は、マレー語の「花々のなかの花」という語源に由来しているそうです。香料の木として有名で、古くから整髪料として使用されてきました。

(心への作用)
興奮した状態を鎮めてリラックスさせ、幸せな気持ちをもたらします。不安や怒り、恐怖などを感じたときに使うと心がときほぐされていきます。喜びの感情を呼び戻し、幸せな気持ちにさせます。

(体への作用)
ホルモンバランスを整える働きが高く、生殖器に働きかけます。速い心拍数を正常に戻し、血圧を下げる働きもあります。

(注意)
過度の使用は、吐き気や頭痛をおこすことがあります。

ストレスがたまってしまったら、心身の疲れを癒し、たまったストレスを解消する吸入をやってみてください。洗面器、または、マグカップに熱湯を入れて、1〜2分さましてから精油を少し落とします。お湯に顔を近づけて、ゆっくり深呼吸しましょう。これを数回繰り返してみてください。

思いがけないことが起こりパニックになったときには、芳香浴で気持ちを落ち着かせる香りを嗅いでみてください。ハンカチまたはティッシュペーパーに精油を1滴落とし、立ち上る香りに鼻を近づけてゆっくりと深呼吸をします。深呼吸を繰り返して、平常心を取り戻しましょう。

みなさん、オリエンタルな香りにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

(参考図書)はじめてのアロマテラピー 池田書店
心と体をケアするアロマテラピー
日本文芸社
アロマテラピー検定テキスト
日本アロマ環境協会

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