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世界20カ国以上から 1,150社以上が出展!アジア最大級の歯科展示会「Dental South China 2026」開幕!
アジア最大級の歯科展示会「Dental South China 2026」が広州で開幕!
昨日2026年3月3日(火)、中国・広州の広州進出口商品交易会展館(Canton Fair Complex)にて、アジア最大級の歯科展示会「第31回 南中国国際歯科展(Dental South China 2026)」が華々しく開幕しました。
3月6日までの4日間にわたり、世界中から歯科関係者が集まるこのイベントの主要トピックスを解説します。
2026年大会の規模と概要
今回は開催31回目を迎え、「30年の感謝、そして新たな未来へ」をテーマに、過去最大級の規模で展開されています。
1995年より開始され、アジアで最も歴史ある展示会の一つでもあります。
・展示面積: 約 82,000平方メートル(東京ドーム約1.7個分)
・出展企業数: 世界20カ国以上から 1,150社 以上
・昨年の動員数(2025年実績): 専門家・バイヤーなど 72,502人
※今年はこれを上回る 8万人規模 の来場が見込まれています。
・会場: 広州進出口商品交易会展館(Canton Fair Complex)Area D
世界最大級の見本市会場の広大な8つのホールを使い切る、まさにモンスター級のイベントです。
2026年のメインテーマは「AI×完全デジタル」
今回の展示会で最も注目を集めているのは、単なるデジタル化の一歩先を行く「AIエージェント」の導入です。
・AI診断の標準化: レントゲンだけでなく、口腔内スキャンのデータからAIが即座に治療計画を立案するデモが各所で行われています。
・3Dプリント技術の深化: 最終補綴物(被せ物)をその場でプリントするスピードと精度の向上は、もはや「未来」ではなく「現在の標準」となりつつあります。
世界が注目する「日本ブランド」の存在感
会場内では、精密な技術と信頼性で知られる日本メーカーも大きな存在感を示しています。今回出展・注目されている主な日本関連企業は以下の通りです。
・GC (ジーシー):世界展開する予防歯科・修復材料。最新のバイオマテリアルやCAD/CAM材料。
・モリタ (MORITA):高精度な歯科用CTや診療ユニット。日本の「おもてなし」設計と精密機器。
・マニ (MANI):根管治療(エンド)用のファイルやロータリー器具。圧倒的なシェアと切れ味。
・松風 (SHOFU):審美修復材料や、AIを活用した色合わせ(シェードマッチング)技術。
・ナカニシ (NSK) :世界シェアトップクラスのハンドピース。低騒音・高耐久の最新モーター。
まとめ
昨年の来場者数7万人超という数字からも分かる通り、中国をはじめとするアジア圏の歯科市場は今、爆発的な成長期にあります。
この展示会は「中国の歯科工場」と呼ばれる広東省で開催されるため、世界中のバイヤーが「買い付け」に来る場所でもあります。単なる展示会ではなく、「世界で一番、歯科のお金が動く場所」というようにも捉えられます。
特に今年は、AIによる全自動診断や3Dプリンティングによる即日補綴が現実のものとして展示されています。その中で、日本のメーカーが『デジタルとの融合』をどう見せていくのかが、今後のアジアシェアを握る鍵となるでしょう。




