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「健康な歯を削らない治療」の普及へ。徳島大発スタートアップamidexが1.2億円を資金調達

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プレシリーズAで1.2億円を調達、累計調達額は1.7億円に

徳島大学発のスタートアップ、株式会社amidex(本社:徳島県徳島市、代表取締役:伊原 晃 氏)は、2026年4月22日、プレシリーズAラウンドにおいて総額1.2億円のエクイティによる資金調達を実施したことを発表しました。

本ラウンドでは、既存投資家の産学連携キャピタルに加え、新たに歯科関連事業を展開する事業会社(社名非公表)が戦略的パートナーとして参画。
さらに、あわぎんイノベーション、いよぎんキャピタルといった地域金融機関系のキャピタルが引受先となっています。
今回の調達により累計資金調達額は約1.7億円となり、同社は今後、インデックス製作の体制整備や歯科医院への支援体制、人材採用を加速させる方針です。

MIを支える「Amidex®」導入医院数が1年で2倍に拡大

歯科医療においてMI(Minimal Intervention:最小限の侵襲)の考え方が浸透する中、同社が提供するクリアインデックスシステム「Amidex®」への注目が急速に高まっています。

導入実績の推移
2025年3月末:209医院
2026年3月末:420医院(前年比2倍強)

「Amidex®」は、デジタル技術を活用して、あらかじめ設計された歯の形態を口腔内で再現するための透明な型枠(インデックス)を製作するシステムです。
従来、術者の技量に依存しがちであったコンポジットレジン(CR)治療において、「短時間」かつ「高い再現性」をもった修復処置を可能にします。

「削る治療」の常識を覆す、デジタル×臨床の新たな選択肢

今回の資金調達に際し、投資家らからは、患者にとって当然とされてきた「削る治療」に対し、身体的負担の少ない選択肢を提示できる点に高い評価が集まっています。

代表の伊原氏は、導入医院数の増加は現場ニーズの現れであると分析。同社はデジタル技術を駆使したインデックスの設計・製作を通じて、小規模なう蝕治療から、破折や損耗といった大規模な形態修正を伴う症例まで、幅広い臨床応用を支える一助となることを目指しています。
デジタルを活用したこの仕組みは、地方から全国へ展開できる大きなポテンシャルを秘めています。

まとめ

「Amidex®」の急成長は、デジタルデンティストリーが単なる作業効率化の枠を超え、MIという歯科医療の本質的な価値を具現化するフェーズに入ったことを象徴しています。
健全歯質を可能な限り残したいという患者側の願いと、臨床の精度を安定させたい歯科医師側のニーズを、デジタルの力がつなごうとしています。

Dentwaveでは、こうした臨床現場の課題解決に挑むスタートアップの動向や、歯科医療のあり方を変革する最新ニュースを、今後も継続して注視してまいります。

参照

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