【歯科法務に強い弁護士に聞く】歯科の個別指導、 どう対応すればいい?

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アイキャッチ ある日、突然やってくる歯科の個別指導の通知。対応を間違うと、歯科医師としても、歯科医院としても、致命的な打撃を受ける可能性があることから、歯科医師にとって心理的な負担は相当なものです。そこで個別指導への対応方法について、歯科医院の個別指導のサポートを行っている、鈴木陽介弁護士にお聞きしました。

歯科医師の悩み、1位は個別指導

Dental Tribune Japan:弁護士として歯科の個別指導に力を入れるようになったのはなぜですか。


 鈴木氏:2013年に歯科の患者さんとのトラブル対応の書籍を出版したのを機に、歯科医師の相談を中心に取り組む決意をしました。今では全国の歯科医師から、さまざまな相談に応じています。当初は患者さんとのトラブル案件が中心だろうと考えていましたが、実際は行政対応、個別指導対応の相談が多いことに気がつき、力を入れるようになりました。


 歯科医師の悩みトップ3を紹介します。


 まず第3位が、税務調査の悩みです。基本的には税理士が対応する分野です。これから述べる他の2つの悩みに比べると、経営への影響は限定的と思います。第2位が、患者さんやスタッフの悩みです。例えば、インプラント治療のミスで患者さんから訴えると言われた、あるいは、スタッフが突然職場に来なくなった、などのケースです。こちらについては、感情的な対応は避け、経済合理性を念頭に解決することが経営上の正しい判断です。


 そして第1位が、厚生局による個別指導の悩みです。個別指導は、その結果いかんで、監査、そして保険医・保険医療機関の取消しなどの行政処分がなされ得ます。さらに、そうした事態を懸念しスタッフが退職するなど、経営に深刻な打撃を与えることがあります。


 私は、個別指導の対応サポートを日々行っており、良い結果になると、歯科医師にたいへん喜んでいただけるため、やりがいを感じています。


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鈴木 陽介(すずき ようすけ)
  • サンベル法律事務所
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