57歳県主幹、ずさん事務8年 文書1500人分紛失
県は三日、鈴鹿地域防災総合事務所に勤務する男性主幹(57)が、難病の子どもや肝炎患者約千五百人分の氏名や病歴を記録した文書を紛失したり、八年にわたって多くのずさんな事務処理を続けていたとして、停職四カ月の懲戒処分にしたと発表した。
職員が健康づくり課に勤務していた二〇一〇~一三年には、歯科技工士の養成学校に通う学生三人への奨学金給付が課内で決まったのに、通知を怠り支払わなかった。本来二年間で支払われる一人あたり八十六万円分は、県内で技工士として五年勤務すれば返済が免除される事実上の給付型だが、県はさかのぼっての支給はしない。
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57歳県主幹、ずさん事務8年 文書1500人分紛失
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© 中日新聞