口腔内細菌が大腸癌悪化に関与

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口腔内細菌が大腸癌の悪化に関与している─。メイトーブランドの協同乳業(本社・東京都中央区、尾崎玲社長)の松本光晴主幹研究員らは横浜市立大学肝胆膵消化器病学の日暮琢磨診療講師らとの共同研究で、大腸癌患者の大腸癌組織と唾液からFusobacterium nucleatum(F.nucleatum)を分離して解析した結果、4割以上の患者で、大腸癌組織と唾液に共通したF.nucleatum菌株の存在を発見した。大腸癌の増悪化に関与している腸内細菌のF.nucleatumが口腔内に由来することが明らかになった。 同研究結果は英国消化器病学会(British Society of Gastroenterology)の機関誌「Gut」に6月23日(日本時間)にオンライン公開された。 提供:日本歯科新聞社
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