口腔ケアが命を救う 認知症と肺炎の関係とは
私が歯科医になったのが35年前、その後、医師になって認知症専門の精神科医として26年が過ぎました。医師になることで一度は遠ざかったかに見えた歯科の世界ですが、認知症のケアを通じて、ふたたび両者が大きくかかわっていることがわかりました。
今回、書くのは「誤嚥性肺炎」。ものをのみ込むときに間違って気管のほうに吸い込んでしまい、それから発生する肺炎のことを指しますが、この肺炎こそ認知症の人が終末期に亡くなる原因の大きな要因になっています。口腔ケアを通して誤嚥性肺炎が起きないようにすることが、実は重症化した認知症の人の命を左右するほど...
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