虫歯の心配無用、人工細胞膜が矯正器具の汚れ防ぐ- 医師と医療機器メーカーの困りごとを同時に解決したベンチャー
とある技術が確立して40年。その技術に学生時代から20年近くの情熱を注いできた研究者が一念発起して、医療機器での実用化を目的に、2016年に起業した。
東大柏ベンチャープラザ(千葉県)に入居するインテリジェント・サーフェスというバイオベンチャーで、切通義弘(きりとおし・よしひろ、50歳)さんが社長を務める。
■歯列矯正中の口腔内での細菌増殖を抑制
現在、インテリジェント・サーフェスが開発しているのは、歯列矯正用器材のコーティング材である。
歯列矯正用器材の矯正ワイヤーは、歯を目的の方向に動かすよう“滑り”を維持することが重要なのだが、表面に...
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虫歯の心配無用、人工細胞膜が矯正器具の汚れ防ぐ- 医師と医療機器メーカーの困りごとを同時に解決したベンチャー
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