四国歯科医師会役員連絡協議会が4、5の両日、高知市のザクラウンパレス新阪急高知で開かれ、分科会では次期参議院選挙への対応や共同指導の現状、認知症対応力向上研修会の方向性などを意見交換した。
4日の全体会の冒頭あいさつで高知県歯の野村和男会長は、歯科界の状況について「平成12年から10年間、マイナス改定などに苦しめられ、歯科医療費2兆5千億円台からなかなか抜け出せなかった。しかし、ここにきて追い風を得て、2兆8,600億円まで増えてきた」と述べた。その上で「日歯、日歯連盟のおかげで骨太の方針に歯科の文言が入った。これによっていろいろな事業に予算がつこうとしており、これからが非常に大事」との認識を示した。
提供:日本歯科新聞社
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