医療における広告規制を議論している厚労省の医療情報の提供内容等の在り方に関する検討会は10月25日に会合を開き、ウェブサイト広告の取り扱いや術前術後表示の方向性を議論した。医療機関のサイトでの術前術後の表示は、「誘引性があるものは原則禁止」とする意見が大勢を占めた。ただし、学会等のサイトで掲載している術前術後は医療機関への誘引性がないために禁止しない方向で、具体的な線引きは今後詰めていく。今回の対応は、広告として禁止するもので診療中のインフォームドコンセントの一環で患者に術前術後を示すのは問題ない。また、厚労省は口コミサイトなどで広告料が発生する場合には広告に該当するとの方針を示した。
提供:日本歯科新聞社
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