金属イオンが生体内外で凝集して金属ナノ粒子とよく似た形状となり、同粒子への曝露が引き金となって金属アレルギーは発症する―。大阪大学大学院薬学研究科の研究グループが明らかにしたもの。さらに金属アレルギーのマウス実験モデルの確立に成功し、発症メカニズムの解明や、予防・治療法の開発、安全な金属ナノ粒子の開発にも期待がかかる。同研究成果は英国科学誌「Nature Nanotechnology」電子版(5月31日)に掲載された。
提供:日本歯科新聞社
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