輝く歯科衛生士 自信を持って働くには自己研鑽とネットワークが必要です!

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03 私は、北海道・札幌市の医療法人渓仁会定山渓病院で勤務しており、勤務先には、高齢の方や障害を持った方が多く来院されます。診療室では歯科保健指導や診療補助を、病棟では週に1度の入院患者様への口腔ケアを行っており、数年前からは訪問診療も始まりました。 今、歯科衛生士は社会から期待されていると言われています。しかし、私の場合「入院患者の口腔ケアや口腔内のトラブルをまず歯科衛生士に相談しよう」と、病院のスタッフに思っていただくまでに、数年かかりました。 このような理解をいただくためには、歯科衛生士が看護師やリハビリテーションスタッフと協力し、患者のためにどのようなことができるかをスタッフの皆さんに理解していただくのが不可欠だと考えております。 歯科衛生士学校では、病院における歯科衛生士の役割や、疾病に対応した口腔ケアはあまり話題にあがる事はありませんでしたが、研修会への出席や、様々な分野でご活躍されている歯科衛生士の方との意見交換やアドバイスによって、口腔ケア困難な症例に対しても自分に自信を持ち、業務を全うする事が出来ております。病院外の歯科衛生士とのネットワークを生かし、「生涯研修」、今後も「自己研鑽」が必要と実感しております。 現在、私は、北海道歯科衛生士会の理事を拝命しております。最初は、忙しくて大変な事もありましたが、また新しい人間関係の拡がりは私の大きな財産となっております。また、ここで得た色々な情報は、職場での業務ではもちろん、プライベートでも多いに活用でき、私にとっても大きな武器になっていると感じております。 私は歯科衛生士会の活動を通じ「大切にしている職場の外にももっと大きな世界がある」という事に、気づきました。今後もさらに多くの仲間と共に歯科衛生士の専門性をアピールし、他職種との相互理解を深めていきたいと願っております。
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