ナカニシ:口腔と全身疾患について 東大・歯科医師会と共同研究

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歯科医療機器メーカーのナカニシ(鹿沼市:中西英一社長)は、小林廉毅・東大大学院教授の研究室と鹿沼歯科医師会(佐川徹三会長)と協力し、口腔と体の健康状態の関連を調べる共同研究を進めると、このほど発表した。 歯や歯周病など口腔の疾患が、動脈硬化や心筋梗塞など体の疾患に影響を与えるといわれているが、因果関係を証明した研究はほとんどなく、同社社員の歯科検診結果などを基に、体の健康状態への影響を立証する。 中西社長らによると、ナカニシは10月から、社員、パートの全従業員880人に歯科検診を義務化する。社内に検診室を作り、歯科衛生のセミナーや講習会も定期的に実施する。歯科検診は鹿沼歯科医師会が担当する。 さらに9月から、従業員が口腔メンテナンスで歯科の自由診療を受けるために、1人当たり年間1万5千円まで会社が負担する。これら従業員の口腔状態のデータと会社で進める健康診断のデータを、小林教授の研究室が解析し、口腔と身体の健康状態の関連、疾患との因果関係を探る。小林教授は「まずは5年間、研究を続け、因果関係が証明できたら成果を発表する。2、3年でも関係が分かれば、出したい」と意欲を示した。 今回の3者による研究の意義について、小林教授は「口腔検診のデータが専門家によるもので、900人近いデータが長期にわたり提供されるため、精度の高い研究結果が得られる」と説明し、「研究の成果はナカニシの社員の健康管理に役立てる」と話した。
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