医療制度改革「口腔衛生を論点に」
厚労省の社会保障審議会医療保険部会は、今後の医療保険制度改革について議論した。全国後期高齢者医療広域連合協議会会長で佐賀県多久市長の横尾俊彦委員は9月19日の部会で、今後の議論の進め方として「口腔内の衛生を保つのは、感染症・肺炎予防になる。それらを加味しながら論点に加えてほしい」と要望した。日本歯科医師会常務理事の堀憲郎委員も同調し、「予防と保険医療の給付範囲の問題はあるが、踏み込んで重症化予防という視点も含めた議論をお願いしたい」と発言した。
提供:日本歯科新聞社
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