安倍晋三首相は6月10日、保険外併用療養費制度の拡大を目的にした「患者申出療養制度」と呼ばれる新制度導入の方針を表明。2015年の通常国会に関連法案を提出したい考えだ。慶應大病院(東京都新宿区)視察後に記者団に明らかにしたもので、規制改革会議が提案していた「選択療養」と、患者の申し出が前提という点では同じだが、新制度での実施医療機関は臨床研究中核病院が中心となる予定。具体的な制度設計は厚労省の審議会等で検討する。
提供:日本歯科新聞社
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