東京歯科保険医協会の中川勝洋理事は、平成26年度診療報酬改定について「アメとムチが明確に示された」との認識を示した。3月25日に都内の文京シビックセンターで開かれた診療報酬改定説明会で述べたもの。中川理事はアメとムチがよく現れている個所として歯科訪問診療を挙げ「介護施設をメーンに行っているところは歯科訪問診療3の新設で大きな影響を受ける。その一方、在宅歯科の部分では加算を設けるなどアメを与えている。これは国の地域包括ケアシステムに基づき、患者を病院から在宅に移行する際の受け皿を増やしたいとの国の考え方が見える」と話した。
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