第4回 スタッフ求人・面接のポイント

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今回はスタッフ求人・面接のポイントについてです。 “人を雇う”とは給与、教育、保険、労災、手続き・・・・とたくさんの事を考えて雇用しなければなりません。求人についてのポイントや考え方をお伝え致します。   〜雇用の考え〜 診療時間などにより常勤がいいのか?パートの方がいいのか?が検討が必要になります。「最初だから取りあえず何人か雇用しましょう。」なんて思ってはいけません。どんな業種の経営は人件費の比率を考えながら雇用人数を決定するのがポイントとなります。   〜募集方法〜 ●募集広告種類により年齢層やターゲット層をより絞り込むことが可能です。 例えば、対象年齢20〜30才前後の独身女性であればとらばーゆや、最近多く出版されています、町の中の無料雑誌なども効果的です。 また、対象年齢を30〜40才台の主婦層を狙うならばアイデム等の新聞に折り込まれる募集広告を行なうべきです。 ●その他の募集広告方法としてもハローワークもいいでしょう。最近、ハローワークはインターネットで地域を越えて職探しが出来ますので効果的です。 また、人を雇用するにあたり 医院の地域のハローワークの場所を知っておく為にも募集方法の1つとして利用することをお薦めします。 スタッフ採用後には雇用保険や労働保険などでハローワークにお世話になるからです。 ●その地域でA歯科医院とB歯科医院で同じ賃金で同じ日で募集した時にA歯科医院は5人、しかしB歯科医院は30人が集まりました。なぜ同じ条件なのにこれだけの差が出たのでしょうか?答えはご質問ください。   〜採用期間〜 ●求人から採用まではおおよそ1ヶ月〜1ヵ月半かかります。 医院の採用条件を募集広告会社と内容や文言・デザイン等を数回行い、掲載日の決定、問い合わせ後の履歴書送付を待ち、面接し、最終合否の決定し、不合格者へ不採用通知、合格者への連絡、採用契約とさまざまな工程があります。 始めての人材採用は特になれていないためこの期間を長めに取る方が無難でしょう。   〜賃金相場〜 ● 各種の職種賃金はどのように決めなければならないでしょうか? ほとんどの場合開業している先輩などの賃金形態を参考するケースが多いと思いますが、それも一つ方法です。 しかし、賃金形態は各都道府県や区、市などの地域によりかなり異なります。 例えば各都道府県のハローワークでは最低賃金がそれぞれの地域で決められています。これを1つの基準として考慮し、上記で書きましたその開業地域の歯科医院のハローワークインターネットや無料広告媒体等で検索するとある程度の賃金相場を知ることができますので参考にして下さい。   〜面 接〜 ●面接時に質問事項を事前にまとめ、面談時間を配分することが大事と思われます。 これには面接用紙を作成し、評価基準を一定にしなければなりません。 面接時には交通手段と時間を確認することも大事です。毎月の通勤手当もいくら経費といえども多額の通勤手当は経営者には負担となります。 次回は「スタッフ教育」についてです。
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