第7回 オリジナル医院創りへシフトする

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経営関連コラム 第7回 オリジナル医院創りへシフトする 田上めぐみ 歯科衛生士

 大型連休も過ぎ、毎日の診療がお忙しい時期だと存じます。また、いつもご拝読いただいております皆様には、感謝申し上げます。   この回は、時代に先駆けオリジナル医院創りに取り組む時に必要となる「心」をお話したします。

 まずは、私自身は、歯科衛生士としての視点・観点を持ちながら、コンサルタントとして歩んでいます。ニーズに即した業務を医院さんへ提供するという使命があります。また、二人三脚でステップを上がり続けなければならないという重責も与えていただき、光栄な衛生士人生だと感じております。時に、医院を一丸とまとめ「オリジナルな医院創り」への変革アドバイザー役です。妥協なきを自身のモットーにしております。   では、オリジナルな医院とはどのようなことでしょうか?それは、周囲とかけ離れた特化した医院です。経済情勢にも感化されない特別な医院。待つだけではない、常に時代をリードし、他に追随しない医院となります。 その根底には、まさしく「本物の医療提供の場」と「心」があると考えております。

≪オリジナル医院つくりが必要なわけ≫ 「田上さんが関わっている医院さんの景気はどうですか?」と先生方や、歯科業界の関係者にお声かけいただく事が多くなりました。私は、そんな時「関わっているクライアントは、元気ですね」とお答します。 でも、なぜそうなのか?とじっくり考えてみると、業務提供を行っている医院さんは「個性派」揃いなのです。オリジナリティあふれると言うのでしょうか、医院独自のカラーを前面に打ち出しております。医院理念、診療方針も然り、スタッフはマネジメントの重要性を意識して医院運営を行っています。スタッフのマインドも素敵で、特化するということは、人(ソフト面)もハード(組織)も他医院と区別化を図る重要な要素を持っていると思います。 そうして、これらを併せ持つ医院さんは、シンプルに患者さんから選ばれる医院となり、次へ次へとステップを登ります。

≪シフトさせる大変さ≫ しかし、現状を変革するスタッフの業務に対する意識や、システムの再構築は大変そのものです。‘大’きく‘変’わるからこそ、大変なのです。医院経営者だけでは難しい時代ですので、外部講師が入ったり、多くの専門職と協働したりして、一歩先をリードしようと考えます。そのような医院経営者は、選眼力も持っていますし、多くのブレーンが集まります。時代の先を予測しながら、変化を求める勇気と、大きなエネルギーを持っていると感じています。 何よりスタッフの意識改革が出来るか否かが、鍵となります。しかし、スタッフは、容易に変わるものではありません。オリジナル医院創りへの道は大変そのものです。

(1) なぜ必要なのか… 「なんで急に、こんなことやらなアカンのよぉ」を理解させる必要がある (2) 医院の方向はどこへ向かうか… 「院長先生は、何?考えてるんやろ」をチーム一丸となっての目標を設定する (3) 医院経営者は信念を持つ… 「院長先生のためなら、しゃーないなぁ」と頑とした姿を見せる

関西弁ですが、雰囲気は伝わったでしょうか。スタッフの気持ちを変化させることが大変なのです。

≪しかし、前進あるのみ≫

今、ある医院さんと大きな変革を行っています。長年地域に根づいた医院ではありますが、近隣に新しい医院さんが出来ます。現状に満足することなく、スタッフの質を向上させ、人とのつながりや、医院との絆を強く持ち続けられるように、心の再教育を行っています。 「心の教育」に目を向け、動き始めたクライアント先で感じたことは、「知・情・意」の教育です。

「知」は、知恵をもって判断力を身につける。 「情」は、心を柔軟に、細やかな人間になる。 「意」は、意思を強く持てる心になる。 と考えます。 見えそうで、見えない心の教育こそ、多くの医院で必要な時代です。

 結果、目指すべき方向へスタッフ全員の意識を改革したならば、チーム全員が、現状に妥協しない強靭な心が芽生えます。どんなシステム変更でも、医院方針、新しいシステム導入に際しても、スタッフの心が医院に繋がれば、「オリジナル医院へシフトさせる」事ができるのではないでしょうか。 歩みを止めない医院経営こそ、大切な姿と感じます。

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