第3回 工事着工してからの業者さんとの付き合い方~工事前半編~

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 今まで(前回2回)は工事が始まる前段階についてお話させていただきましたが、今回は工事に入ってから(工事期間中)の業者さんとの付き合い方(接し方)をお話させていただきます。  基本的には工事が着工すると現場はおおよそ1ヶ月前後ぐらいはいろいろな業者が出入りすることになります。 昔の工事現場のように施主(ドクター側)が毎日10時と3時にお茶を持っていくようなことはされなくてもいいですが、工事が完了するまで一度も行かないということになると図面のイメージと相違する部分が出てきてしまうことがあるので、お勧めの顔を出すタイミングのポイントをこれから説明いたします。もちろん現場に行ったら業者さんたちには「ご苦労さま!」の一言とお茶を出すくらいのサービスはされた方がよろしいかと思います。(俄然やる気が違います!) まず、工事着工した時点で施工業者さんとどこまでの話をつめられましたか? もちろん間取り、設備(チェアーユニット・シンク・トイレ)の配置位置は決定しているかと思いますが、着工時まず最初に墨出(すみだし)という床に実際の寸法で壁・扉の位置や受付カウンターなどの大きさを書いていく作業があります。 次にすぐ床下設備の配管配線が施されます。この時点で水場(流し場・トイレ等)の位置、コンセント・LAN・AV設備設置場所、医療配管(エアー・バキューム)の立ち上り箇所が固定され以後は変更による移設や仕様変更が困難になります。 ということは出来れば設備の配管配線を施す前の日、墨出の日(第1回目のポイント)に現場の方に足を運んでいただき(お茶持参をお勧めします…)各スペースの広さを業者さんと確認された方がよろしいかと思います。この段階ではまだ多少の変更は難しくありません。 またそのほかに何点か業者さんと確認すべきことを次に挙げておきます。 ・診療キャビネットやその他シンクの水栓が温水仕様の有無の確認。 ・ チェアーユニット以外にもエアー配管が必要な場所があるかどうか。 ・ 口腔外バキューム・技工バキュームの必要性有無の確認。 ・ ドクターの考えているパソコン・AVシステムの設置場所の確認。  ・コンセントの数。などです。 業者さんになにかを確認するときは、直接施工をしている職人さんに聞くのではなく、現場監督や施工業者の営業マンに聞いた方が良いと思います。 現場の職人さんたちは工事全体を把握している訳ではないので自分以外の工事のことは基本的にわかりません。無責任な回答をしてドクターの方々に不信感を与えてしまうこともあります。 現場に行ったときに、現場監督や施工業者の担当者が不在でなにか確認したいことがあれば、職人さんたちに自分が現場に来たことと連絡がほしい旨だけを伝えてもらいましょう。きっと、心配してすぐに連絡が来るはずです。  第2回目のポイントは、大工さんが床上げをして間仕切りの軸(柱)を立てている時期です。おおむね着工から10日前後でしょうか、このタイミングで(お茶を持って)現場に来ますと、各スペースの広さや天井までの高さが実感できると思います。 前もって現場の担当者に連絡を取り待ち合せて現場の進み具合などを説明して貰えばよろしいかと思います。この時点での確認事項の一例です。 ・照明スイッチの位置 ・各コンセントの高さ ・扉の位置・開き方向の確認壁の高さの確認 などです。 参考になりましたか?  今回は工事前半の業者さんとの付き合い方について書かせていただきました。 後半についても基本的には同じですが、チェックポイントを含めて次回も書かせていただければと思っております。

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