第9回 オペラント療法(2)

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前回は1.正の強化法、2.シェイピング、3.負の強化法についてお話しをしました。今回もオペラント療法の続きをお話ししたいと思います。

4.セルフ・コントロール法:行動療法の最終目標は行動の自己管理

例)ダイエット (1)目標:第一の目標→一週間に1〜2kgの体重減 最終目標→絶食せず、栄養のない物を食べずに望ましい体重レベルを維持する食習慣の確立 (2)方法 1)ベースライン期間:二週間、食べ物の種類と量、その時の出来事を記録、朝食前と夕食後に体重測定 2)食べ物の選択:栄養に関する基本的な知識を得て、食材を選ぶ 3)望ましくない食材の撤去  →チーズや缶詰などの調理を必要としない高カロリーの食物を可能な限り撤去 →残り物はすぐに食べられないように冷凍 4)食事行動の改善 →食べ物を一口入れたら箸を置き、5分くらいの中休みをとる 5)食事環境の制約 →同一場所で食べ、テレビを見たり、ラジオを聴いたりしながら食べないようにする 6)自己強化 →食事計画や体重記録表を見えるところに置き、うまくいっていることを確認する 7)拮抗反応の利用 →間食の変わりに散歩に行く。過食により生じる嫌悪的事態を考える 8)シェイピングの利用 →容易に実施できるものから、少しずつ実行に移す Ⅱ.バイオフィードバック療法 (1)目的:自律神経下の反応も、結果の知識をあてることでオペラント・コントロールを行う *バリエーション:筋の緊張、心臓血管、脳波など *教示のバリエーション:イメージなど (2)方法:例)高血圧患者 1)ある高さの血圧になったら音がなるような部屋で、椅子に座る ※教示:1. 信号をよくみていること 2. 赤ランプがついたときには血圧を低下させるのに成功したことを意味する(「よい」という声かけでもOK) 3. リラックスして、どんな方法でも良いから、血圧を低くするように心掛けてください 2)セッションは午前と午後に行う 1.訓練1〜2 血圧の高さに対してフィードバックしない 2.訓練3〜5 拡張期血圧が105になったとき赤いランプがつき、フィードバックする ※105は多くの実験対象者の平常時よりも5位低い 3.訓練6 105に対してフィードバックしない 4.訓練7 100で赤ランプのフィードバック 5.訓練8〜9 95でフィードバック 6.訓練11 95でもフィードバックなし Ⅲ.行動的セルフ・コントロール療法 1.方法 自分の行動の結果、または行動について、自分で評価し、自分で強化する方法(強化子の操作がクライエント自身に任された行動のコントロール法) ※望ましくない行動を消滅させるために自己罰を与える方法もある 2.適応範囲 重度な精神病理的異常や神経症的行動異常よりは、教室における勉強行動、対人行動の仕方などや訓練 3.例)チックを治したい場合 1.改善したい行動の自己観察と自己記録を行う 2.行動に影響を与えている環境要因の自己分析 3.改善した行動の自己記録 4.改善された行動の習慣化 次回は観察学習とモデリングについてお話しします。

「今日のコラム」

 10月22日(日)に原田歯科クリニックでハロウィンパーティーをしました。たくさんの子供たちが集まり、楽しい時間を共有することができ、また、子供たちのたくさんの笑顔も見ることができて、大変嬉しく思っております。ハロウィンと言えば仮装ですが、子供たちの中でも仮装をしてきた子もいましたし、私も魔女に仮装しました。 今までの歯科医院のイメージを破り、楽しく、明るいイメージを描いていただけたらと思います。これは子供だけでなく、大人にも同じことが言えます。少しでも不安を取ることができたらと思います。 私も歯科の知識だけではなく、他の知識を吸収する努力をしたいと考えています。だから11月からあるスクールに通い始めます。今からとても楽しみです。ここで得たい感情があります。先月、メガイベントに参加して、メンバーの影響と励ましが大きいです。これからの医院に何ができるかを考えて決意しました。 歯科衛生士 心理カウンセラー 青木 五月
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