【プレスリリース】前歯用途として初めて保険適用に「マルチレイヤーCAD/CAM冠用ブロック〈カタナ® アベンシア® N〉」

前歯用途として初めて保険適用に「マルチレイヤーCAD/CAM冠用ブロック〈カタナ® アベンシア® N〉」
クラレノリタケデンタル株式会社が製造・販売する歯科切削加工用レジン材料〈カタナ アベンシア N〉が、2020年9月から前歯用途のCAD/CAM冠用材料※として初めて保険適用となります。
※CAD/CAM冠・・・歯科医師・技工士がコンピューターを使って設計(CAD)・製作(CAM)するクラウン(被せ物)。保険適用されているCAD/CAM冠用材料は、無機質フィラーを含むレジンブロックで供給されます。
クラレノリタケデンタル株式会社が製造・販売する歯科切削加工用レジン材料〈カタナ アベンシア N〉が、2020年9月から前歯用途のCAD/CAM冠用材料※として初めて保険適用となります。
※CAD/CAM冠・・・歯科医師・技工士がコンピューターを使って設計(CAD)・製作(CAM)するクラウン(被せ物)。保険適用されているCAD/CAM冠用材料は、無機質フィラーを含むレジンブロックで供給されます。
1. CAD/CAM冠と保険治療
近年、歯科治療においては急速にデジタル化が進んでおり、デジタル技術を応用したCAD/CAM冠は2014年4月に小臼歯用途として保険適用されて以来、第一大臼歯用途まで拡大されています。
2020年6月に発売された〈カタナ アベンシア N〉は、2020年9月より業界に先駆けて前歯用途のCAD/CAM冠用材料として保険適用となりました。前歯用途では、従来の小臼歯、大臼歯用途とは異なり、複数の色調から成る「積層構造を持つこと」等が定義とされています。
2020年6月に発売された〈カタナ アベンシア N〉は、2020年9月より業界に先駆けて前歯用途のCAD/CAM冠用材料として保険適用となりました。前歯用途では、従来の小臼歯、大臼歯用途とは異なり、複数の色調から成る「積層構造を持つこと」等が定義とされています。
2.〈カタナ アベンシア N〉の特長
・保険適用材料(2020年9月1日より)
特定医療保険材料058CAD/CAM冠材料(Ⅳ)であり、日本歯科材料協同工業組合の規格(JDMAS)にも適合しています。
・前歯治療に対応するシームレスなマルチレイヤー
特定医療保険材料058CAD/CAM冠材料(Ⅳ)であり、日本歯科材料協同工業組合の規格(JDMAS)にも適合しています。
・前歯治療に対応するシームレスなマルチレイヤー

<積層構造(イメージ図)>
ブロック形状の上部にエナメル色、下部にボディ色を有し、間に中間色を含む積層構造となっています。独自の製造方法で、エナメル色からボディ色にかけて、彩度と透明度が境目なく移行的に変化するマルチレイヤーを実現しており、前歯に適したクラウンの製作が可能です。
・表面滑沢性と滑沢耐久性
超微粒子フィラーを高密度に配合することで、加工された表面が凹凸の少ない緻密な構造となり、優れた表面滑沢性と滑沢耐久性を実現しています。
ブロック形状の上部にエナメル色、下部にボディ色を有し、間に中間色を含む積層構造となっています。独自の製造方法で、エナメル色からボディ色にかけて、彩度と透明度が境目なく移行的に変化するマルチレイヤーを実現しており、前歯に適したクラウンの製作が可能です。
・表面滑沢性と滑沢耐久性
超微粒子フィラーを高密度に配合することで、加工された表面が凹凸の少ない緻密な構造となり、優れた表面滑沢性と滑沢耐久性を実現しています。
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