口腔内で、発がん性物質「アセトアルデヒド」の濃度が高い人は、舌表面の細菌数や種類が多い-。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の森田学教授と横井彩医員、同大病院新医療研究開発センターの丸山貴之助教、同病院医療支援歯科治療部の山中玲子助教、北海道がんセンターの秦浩信歯科口腔外科医長らのグループが明らかにしたもの。同研究成果「健康な日本人における口の中のアセトアルデヒド濃度と舌表面における細菌叢の特徴について」は、ブラジルの歯学雑誌『Journal of Applied Oral Science』(6月13日)に掲載された。