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2027年1月17日(日)、福岡の電気ビル共創館&みらいホールで「OddS総会」が開催されます。「誰でも学べる場を」と若手歯科医師を中心に活動を広げてきたスタディグループ・OddSが、初めて開く総会です。午前は保存・補綴・メインテナンス、午後はペリオ・インプラントの特別講演を軸に、OddS幹部講演、Winner’s Stage(若手の症例発表)、前日の懇親会まで、盛りだくさんの一日になります。Dentwave編集部は、OddS主宰の大串侑暉先生と住元泰介先生に取材しました。OddSの成り立ちから、なぜ今総会を開くのか、当日の見どころまで、本音でうかがっています。

「僕らのドアは常に開いています」―OddS初の総会、主宰2人が語る“次のステージ”

著:Dentwave /

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開催概要

日時
2027年1月17日(日)9:30~17:30(開場9:00)
会場
電気ビル共創館&みらいホール(福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1-82)
特別講演
【午前】保存・補綴・メインテナンス/髙田光彦先生
【午後】ペリオ・インプラント/増田英人先生
プログラム
特別講演、OddS幹部講演、Winner’s Stage(レース優秀賞受賞者による症例発表)、前日懇親会(博多駅周辺予定)
参加費(税込)
歯科医師10,000円(懇親会参加17,500円)/歯科衛生士等3,000円(懇親会参加10,500円)
対象
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手
申込
Peatix(オンライン)

「参加しやすい場にしたい」から始まったOddS

編集部:まず、OddSはどんなスタディグループなのか教えてください。

住元先生:セミナーや勉強会って、参加するのに緊張しますよね。「自分なんかが行っていいのかな」と思ったり、費用が高かったり、会場が遠かったり。そういうハードルを下げて、参加しやすい、集まりやすい、学びやすい会にしたくて作りました。

大串先生:OddSは「オープンドア」の名前のとおり、誰でもウェルカムな勉強会です。最初は正直、僕が聞きたい先生の話をみんなで聞こうくらいの気持ちで始めました。会が大きくなるにつれて若手の先生も入ってきて、だんだん若手を意識したグループになっていきました。「楽しく、誰でも学べる勉強会」。それくらいにしか考えていないです。

編集部:現在の運営体制と活動の頻度は。

住元先生:主宰の僕と大串の2人に、幹部3人を加えた5人が中心です。毎月Zoomで無料講義を行っていて、ハンズオンコースは3カ月に1回ほど開いています。

Zoomは最近、100~150人が平均で参加してくれています。100人を切ることは減ってきました。ハンズオンセミナーは上限を決めていて、12人から22人くらいまで。開催すれば基本的に満席になります。

OddSの主宰・幹部の先生方
OddSのハンズオンの様子

なぜ今、初めての総会なのか

編集部:初めての総会を開くことにした経緯を教えてください。

住元先生:大きなスタディグループは、一年の集大成として総会を開くことが多いですよね。会を知ってもらう機会にもなりますし、同じ会で学んでいる仲間と、現地で集まる楽しさもあります。ハンズオンだと、どうしても少人数になってしまうので。

今後大きなスタディグループを続けていくうえで必要なことだと考えて、大串と話しました。西日本ではある程度知ってもらえるようになってきましたし、せっかくなので、第1回をやろうということになりました。毎年にするのか、2年に1回にするのかは集まり方を見て考えますが、定期開催にできたらと話しています。

編集部:OddSにとっても、一つの節目になるのでしょうか。

住元先生:そうですね。いろんな先生方にお世話になっていて、僕らだけで運営するのが難しくなってきました。ハンズオンをこれからもしっかり定期開催していくために、有料化なども含めて体制を整えているところです。

人数が増えて、主宰2人と幹部3人では心もとなくなってきたので、幹部も増やしていきたいと考えています。今は会の色が僕と大串の色になってしまっているので、新しい先生が加わることで、いろんな切り口が出てきて、もっと会が活発になればいいなと思っています。

編集部:今回の総会のキャッチコピー「次のステージへ、共に疾走しよう」に込めた思いは。

住元先生:今回は、普段あまり発表されない先生にも登壇していただきます。僕らは受講する側と、発信する側の境目にいるような立場です。なので、僕ら自身にとっても次のステージですし、受講される先生方にも、ハンズオンや他のスタディグループ、いろんな先生とのつながりを通して「ここに行きたい」と思える、次のステージへ走り出してほしいという思いを込めています。

大串先生:僕も似ています。一緒に勉強してきた先生や、まだ参加したことがない若手の先生が、勉強するきっかけになるステージになればいいなと。今回は参加費をかなり安くしています。まず安く聞いてもらって、そこから自分でお金を払って勉強に行くことを、若い先生の習慣にしてもらえたらと思っています。

編集部:会場に福岡を選んだ理由は。

住元先生:単純に、OddSの会員登録者の数が一番多いのが福岡です。代表の大串がいる地域でもあります。

もし2年、3年と続けていけるなら、理想は各地を回ることです。来年は広島、その次は僕らと関係のない熊本や鹿児島でもいい。西日本を盛り上げていきたいので、各地でやって盛り上がれたら一番いいですね。

若手に必要なのは「悩む一歩」

編集部:若手の先生が今、いちばん悩んでいることは何だと感じますか。

大串先生:実は、悩んでいない先生のほうが多いんじゃないかと思っています。外に勉強に出る先生はそもそも少ないですし、学ぶ楽しさを知らない先生もたくさんいると思います。費用は、僕が若い頃は悩みでしたが、今は負担してくれる医院も増えています。

だからこそ、勉強する第一歩、悩む第一歩として、OddS総会に参加してもらえたらうれしいです。勉強を始めた先生からは、「今の環境では…」という相談を受けることはたまにあります。

住元先生:2・6・2の法則でいうと、上位2割の先生は、自分で勉強しに行くんです。僕らが拾いたいのは、真ん中の6割です。自分の医院で教わることで精一杯の先生に、外で学ばないと入ってこない知識を、スタートだけでも届けたい。

今の勤務先で学び続けるのか、別の場所で働くのか、今の場所で新しいことに挑戦するのか。そこで悩む若い先生に、アプローチしていきたいんです。歯周病なら歯周病、と一つの分野に絞った会だと、どうしてもフォーカスが狭くなります。今回は午前が修復補綴、午後がペリオ・インプラントなので、幅広く見ながら、自分が何に興味があるのかを引き出せたらと思っています。

編集部:実際に、若手の先生から相談を受けることはありますか。

住元先生:ハンズオンをするようになってから、増えました。開業するなら土地か、テナントか。治療時間の制約があって、理想の治療ができないという先生もいます。そういう先生には、環境を変えるのか、やれるように交渉してみるのか、という話をよくします。

ハンズオンのあとに、「今日の内容をやってみました」とLINEやDMで送ってくれる先生も増えました。勤務先にその器具がないから、自分で買って試している先生もいます。そういう話を聞くと、みんな悩んでいるんだろうなと思いますね。

注目してほしいセッション

編集部:午前の保存・補綴・メインテナンスセッション、髙田光彦先生の聴きどころは。

住元先生:僕も大串も、髙田先生と増田先生、両方のセミナーを受けてお世話になっています。僕は髙田先生のセミナーを受けて、歯科医師人生が変わりました。

まず、話が面白いんです。話し方が上手で、どんどん引き込まれます。プレゼンのうまさだけでも、聞く価値があるくらいです。そのうえで、歯科に対して常に情報を得ている先生で、一つの分野だけでなく、医学のこともすごく詳しく学ばれています。普通に一般診療をしている僕らが気づかなかった視点の話が聞けるので、「そういう治療もあるのか」「そういう考え方もあるのか」という発見があるはずです。

編集部:午後のペリオ・インプラントセッション、増田英人先生はいかがでしょう。

大串先生:増田先生に初めてお会いしたのは4年ほど前で、住元先生と一緒に勉強会に行ったときでした。端的に言うと、めちゃくちゃわかりやすかったです。エビデンスがしっかりあって、技術もすごい。見た瞬間に「すごいな」と引き込まれたのを、今でも覚えています。その技術は、今でも真似できないなと思います。

エビデンスに沿って、きちんとすごい処置をする先生がいることを、ぜひ知ってほしくて。増田先生は大阪の先生なので、福岡の先生にはまだ知らない方も多いと思います。それで今回、メインをお願いしました。

もう一人、メインではないのですが浅賀勝寛先生にも登壇していただきます。僕の中ではほぼメインのような先生です。若手に大人気で、明日からの診療がワクワクするような講演をしてくれます。聞いてすぐモチベーションが上がってくれたらと思って、お呼びしました。

Winner’s Stage ― 発表したい若手の背中を押す

編集部:Winner’s Stageとは、どんな企画ですか。

大串先生:「レース」という名前は、OddS(オッズ)から競馬を連想して、面白半分でつけました。ちょっと失礼だったかもしれません(笑)。それでも、若手の先生がたくさん応募してくれて、ありがたい企画になりました。

OddSの例会で、総会で発表してみたいという先生に、5名ほど発表していただきました。誰が一番と決めたいわけではないのですが、伝える力があって、プレゼンがしっかりまとまっている先生を、髙田先生の判断で選んでいただきます。その先生が、総会のWinner’s Stageで発表する、という流れです。

僕の希望は、これから発表にチャレンジしたい先生のきっかけになることです。Zoomで発表してくれた先生はみんな「勉強になった」と言ってくれていて、それだけでも有意義でした。さらにつかみ取った先生が、より爽快に発表して、今度は外の場でも発表してくれたら、やっていてすごくうれしいです。

住元先生に聞く:最初の登壇は「日々のコンポジットレジン修復」

編集部:ご自身の講演では、どんなお話をされますか。

住元先生:毎日のように行うコンポジットレジン修復で、あえていこうと思っています。単純にやってしまえば、1分、2分で終わる処置かもしれません。でも、その中には、いろんなものが集約されているんです。

僕は、一番最初の発表者です。今回登壇する先生は十人ほどいますが、激しい症例から細かい症例まで、どの治療も、いろんなテクニックと細かさの積み重ねでできています。そこをつなげて、見せられたらと思っています。

講演する住元泰介先生

大串先生に聞く:インプラントを「なるべくシンプルに」

編集部:ご自身の講演では、どんなお話をされますか。

大串先生:まだ固まっていないのですが、前に登壇される先生に負けないように、頑張ろうと思っています(笑)。

メイン講演の増田先生や、ほかの幹部は、インプラントの大きな外科の話をしてくれると思います。なので僕は、若手の先生もとっつきやすいように、インプラント治療をなるべくシンプルに終わらせる、というコンセプトでお話しするつもりです。ただ、なんでもかんでもシンプルに終わるわけではないので、その線引きもお伝えしたいですね。

講演する大串侑暉先生

前日懇親会は「楽しく」

編集部:前日の懇親会は、どんな場にしたいですか。

住元先生:楽しくしたいです。ハンズオンのあとの懇親会で、よく「先生って、そんな方だったんですね」と言われるんです。Zoomだけだと、真面目で硬い先生に見えるみたいで。実際は、ふざけてばかりなんですけど(笑)。僕らは人見知りなところもあって、仲良くなるまでは自分から積極的に話せないんです。懇親会で、「OddSって、面白い人たちがやっているんだな」と思ってもらえたらうれしいです。

今回登壇していただく先生方も、お酒の場になると気さくに話してくださいます。すごい先生たちも、みんな普通の人。飲んだら楽しい先生も多いんです。そこを、みんなで楽しめたらと思います。

大串先生:貴重な機会なので、講師の先生方と触れ合って、話してほしいですね。その場で症例相談もどんどんして、盛り上がってくれたらいいなと思っています。

大串侑暉先生(左)と住元泰介先生(右)

参加を迷っている方へ

編集部:最後に、参加を検討している方へメッセージをお願いします。

住元先生:今回の総会は、OddSをサポートしてくれているメンターの先生方や、尊敬する先生方が、「若手を育てよう」「知識をつけさせよう」「楽しませよう」と考えてくれて作る回です。見て損をさせない、絶対に楽しめる回にしようと思っています。

福岡まで、距離があると感じる方もいるかもしれません。でも、その距離を十分に超える会だと思っています。福岡はご飯も美味しいですし、これだけの先生方が一緒に講演すること自体、珍しいんです。

僕らは、OddSを「つなげる会」だとずっと言っています。人と人をつなげるのが、OddSの一番のメインです。今回は、これまで一緒にやる機会がなかった先生方どうしをつなげ、その先生方と受講生をつなげます。協賛してくださった企業の皆さんと先生方の橋渡しにもなれたらと思っています。

だから、騙されたと思って、一度足を運んでみてください。後悔はさせません。そこから、参加してくれた方の臨床の次のステップにもなると思います。

大串先生:僕らのドアは常に開いています。OddS総会で、お待ちしています。

お申し込みはお早めに

参加申込は、Peatixで受け付けています。歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手の方が対象です。

参加費(税込)
歯科医師10,000円(懇親会参加17,500円)/歯科衛生士等3,000円(懇親会参加10,500円)
申込方法
Peatix(オンライン)。詳細はOddS総会の案内ページをご覧ください。
Introduction

著者紹介

Dentwave

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