news - Article
ニュース - 記事
歯科医師の方々にお聞きしました!「CR修復治療」CR修復治療のコツがあれば教えてください。

調査項目
1.CR修復治療の頻度はどれくらいですか?
2.CR修復治療の難易度はどのように感じますか?
3.主に使用するCRの種類を教えてください。
4.CR修復で、最も課題だと感じていることを教えてください。
5.CR修復治療時に最も重視するポイントはなんですか?
6.コンポジットレジン修復に関して、より深く学びたいテーマは何ですか?
7.CR修復治療のコツがあれば教えてください。(無回答可)
1.CR修復治療の頻度はどれくらいですか?
毎日行っていると回答した方は 73%と最も多く、次いで数に数回行っていると回答した方が18.3%、ほとんど行わないと回答した方が4%という結果となりました。

2.CR修復治療の難易度はどのように感じますか?
普通と感じると回答した方は41,4%と最も多く、次いでやや難しいと感じると回答した方が39.9%、難しいと感じると回答した方が13.7%という結果となりました。

3.主に使用するCRの種類を教えてください。
フロー系と回答した方は67.6%と最も多く、次いでナノフィラー系と回答した方が41.7%、ハイブリッド系と回答した方が28.8%という結果となりました。

4.CR修復で、最も課題だと感じていることを教えてください。
隣接面の形成と回答した方は65.8%と最も多く、次いで修復物の耐久性と回答した方が40.3%、シェード合わせと回答した方が25.5%という結果となりました。

5.CR修復治療時に最も重視するポイントはなんですか?
審美性と回答した方は最も多く55.8%、次いで接着強度と回答した方が48.2%、耐久性と回答した方が45.3%という結果となりました。

6.コンポジットレジン修復に関して、より深く学びたいテーマは何ですか?
技術トレーニングと回答した方は最も多く48.9%、次いで最新材料の情報と回答した方が42.1%、失敗例とその対策と回答した方が40.3%という結果となりました。

7.CR修復治療のコツがあれば教えてください。(無回答可)
- 研磨を十分にする。老齢の根面齲蝕には少しオーバーフィリング気味で充填する。
- GARISONを今は使っている。
もし未熟なアシスタントがいるならスケットハンドの方が超使える。 - 材料の種類を限定して、その取り扱いの癖を覚えると、感覚でできやすくなる。
- 前歯を除く臼歯部の大きい(範囲の広い)CR充填は行わない。
- マトリックスやコンタクトゲージで隣接面を形成する。
- 隣接面の形成、マトリックスの設置、充填技術、シェードなど多岐にわたり、
ダイレクトボンディングシステムとしてのテクニックを身につければ、
メタル修復より利点は多いと思います。 - 保険CRでも時間の許す限りレッコウ等丁寧に再現すると患者満足度が
上がると感じる。 - 多くの症例をYoutube 、Home page から見てテクニックを学び、繰り返し練習すること
未重合層を生じさせないために積層充填を心掛けること。 - 隣接面どおしを充填する場合1歯を完成させてから隣を、充填する。
- エナメル質をなるべく残すなど充填する時のことをイメージしながらう蝕除去しています。
充填後の形態修正が最小限で済むように、充填に一番気合を入れています。
気泡は絶対入らない、コンタクトはアンダーにしない。 - 接着であっても状況によっては維持構造は必要。歯頚部のマージン合わせは大切。
- 除湿が一番大切だと思う。口腔内は湿度100%で接着強度に影響する。
- 形成時に窩洞は小さめに、歯肉から出血させずを心がける。
- 私は二級窩洞に関してはcrではなく、インレーを選択しています。
やはりcrの材質が改善しても二次カリエスのリスクや破折などがあり、選択していません。 - コンタクト部は3Dマトリックスを使用する。
- 明度の高い材料を使用する。
- 解剖学的形態の理解。
- 探針を使い、ユニバーサルシェードを使う。
- 時間をかけて労力を惜しまない。
- 窩洞形成のデザイン。

Related Article
関連記事
-
-
【プレスリリース】受付業務の負担を軽減!歯科専門の電話代行サービス「Reserve Agent」が新登場
-
-
株式会社SCOグループ、Pay Light Cashlessの決済手数料の料率を1.05%※に変更
-
-
開業医にも影響が?「医師の働き方改革」に関する全国調査結果を発表
-
-
「入れ歯でも、おいしく食べられる日常へ。」ウェルネスダイニングと、バイテック・グローバル・ジャパン やわらか食×口腔ケアで“噛む楽しさ”を取り戻す共創プロジェクト始動
-
-
バイオテクノロジーをオーラルケアに応用することで、「口腔内トラブルの“発生源”にアプローチした新たな歯磨き粉」が誕生。【ORKAホールディングス株式会社】
-
-
西部ガスホールディングスと連携、お口のテーマパークが九州に初上陸【株式会社I&Company】
-
-
歯科医師の方々にお聞きしました!「AI画像診断と技工所との連携状況」
-
-
歯科医療の未来を創る3日間──新時代を拓く知と技術が集結 日本デンタルショー2025開催!