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世界歯科連盟(FDI)が制定したこの日は、世界中で「お口の健康の大切さ」を再確認する日。実は、日付の「3月20日」には、32(大人の歯の数)、0(虫歯ゼロ)、20(乳歯の数・8020運動)という、歯科にまつわる大切な数字が隠されています。
【3月20日は世界口腔保健デー】世界と日本が手をつなぐお口の健康習慣
日本歯科医師会も「世界」を見据えて始動!
この記念日に先立ち、昨日3月19日には日本歯科医師会主催の「世界口腔保健デー記念特別講演会」が開催されました。
今回の講演会は非常に国際色豊かで、WHO(世界保健機関)の専門官やFDI(世界歯科連盟)の次期会長などが登壇。
「日本の歯科保健の知見をどう世界に役立てるか」「アフリカや西太平洋地域での口腔保健の現状は?」といった、地球規模での健康課題について熱い議論が交わされます。
※こちらの講演会は事前申込制(受付終了)となっていますが、こうした世界規模の連携によって、私たちの毎日の歯科診療やケアの質も日々進化しているのです。
詳しくはこちら👉世界口腔保健デー記念特別講演会
2026年のテーマ:「幸せなお口は、幸せな人生をつくる」
今年のテーマは “A Happy Mouth is A Happy Life” です。
お口が健康であることは、単に「美味しく食べられる」だけでなく、自信を持って笑い、楽しく会話をし、全身の健康(心疾患や糖尿病の予防など)を守ることに直結しています。まさに、人生の質(QOL)を支える土台なのです。
歯科医療従事者に求められる「ライフコースアプローチ」の視点
2026年の世界口腔保健デーが掲げる “A Happy Mouth is A Happy Life” というテーマは、我々歯科医師が日々の臨床で向き合っている「口腔機能の維持・回復」が、患者のウェルビーイング(Well-being)そのものであることを再定義しています。
本日開催される日本歯科医師会の特別講演会でも、WHOやFDIの専門官から「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」における口腔保健の重要性が語られる予定です。これは、単なる疾患治療の枠を超え、非感染性疾患(NCDs)対策の一環として、歯科がいかに多職種連携や地域保健にコミットしていくべきかを示唆しています。



